強い展開が継続し、日経平均株価は50日移動平均、100日移動平均を上抜ける(2017年4月26日)

株式市場概況

米国株が企業決算の好調や減税期待から堅調に推移したため、TOPIX指数は前日比+18.2ポイント(+1.2%)の1,537ポイント、日経平均株価は+210.1円(+1.1%)の19,289円と強い展開となりました。寄付きから、昨日抵抗帯となるかと見ていた50,100日移動平均線を上回り、その後もじりじりと強い展開となりました。ドル円もドル高展開が継続し1ドル=111円35銭まで買われました。金利は若干上昇し、国債先物は前日比7銭安の150円98銭で取引を終えました。

セクター別はすべて上昇となり、中でも石油・石炭、輸送用機器、ゴムが強くなりました。反面、上昇率が小幅だったのは小売、情報・通信、電気ガスと内需ディフェンシブでした。スタイルインデックスのパフォーマンスは規模には影響されず、上昇上位はマザーズ、TOPIXバリュー、コア30となりました。


本日、日本で発表された経済指標では、中小企業景況判断(4月)が48.6と前月の50.5から大きく低下しています。

減税政策が今晩発表されると見られます。企業の業績は良く、しかも減税があるとなると、上値追いの展開も期待されますが、現在言われている法人税が15%ほどまで下がらない場合、一旦利食いの動きが見られるかもしれません。

マザーズ市場概況

マザーズ指数は前日比16.73ポイントの1021ポイントと上昇して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は178(79.5%)、下落銘柄数は40(17.9%)、変わらずは6(2.7%)、売買代金は前日比442億円の1358億円と前日比で増加しました。

上昇寄与度上位銘柄はミクシィ(2121、前日比210、終値5,900)、CYBERDYNE(7779、前日比24、終値1,545)、ユナイテッド(2497、前日比105、終値2,078)、下落寄与度上位銘柄はジーエヌアイグループ(2160、前日比-25、終値480)、エニグモ(3665、前日比-71、終値2,002)、ベイカレント・コンサルティング(6532、前日比-27、終値1,686)となりました。売買代金上位銘柄はそーせいグループ(4565、前日比60、終値11,510)、ジーエヌアイグループ、アカツキ(3932、前日比30、終値5,540)でした。

マザーズ先物は前日比9ポイントの1006ポイントで一日の取引を終えました。出来高は197枚でした。



本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本 資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社 金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2017年4月25日)

(17:30)
債券市場は、全般小動きで先物も高安7銭と小幅なレンジで推移した。残存5~15年を対象とした流動性供給入札も順調な結果となり、底堅い動き続いた。GWを控え、売りも出にくい印象。

本日の国債利回り

 

 


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金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

堅調な動きに日経平均株価は50日と100日移動平均に迫る(2017年4月25日)


株式市場概況
 本日は不安視されていた北朝鮮の動きもなく、日本株は堅調な展開となりTOPIX指数は前日比+16.02ポイント(+1.07%)の1519.21ポイント、日経平均株価は+203.45円(+1.08%)の19,079円となりました。日経平均株価が19,000円台に乗せたのは3月30日以来、19営業日ぶりです。市場の恐怖感を示す日経VI指数は前日比-1.2ポイントの15.59ポイントと3月21日以来の低水準となり、オプション市場は完全に連休前の売りモードとなったことが窺えます。
 ドル円は1ドル=110円20銭と昨日の日本の株式上引け時点とほぼ変わらず、JGB先物は前日比+7銭の151円5銭で取引を終えました。
 セクター別では保険、証券・商品、非鉄金属が強く、値下がりは情報・通信、医薬品の2セクターとなりました。スタイルインデックスではREIT指数のみが下落、昨日下落したマザーズ指数の下落が目立ちました。

 チャートに目をやると、日経平均株価は50日移動平均線と100日移動平均線のある19,090円に戻ってきました。明日にはトランプ政権による減税政策の発表も予定されており、上抜けも期待されます。


マザーズ市場概況
 マザーズ指数は前日比15.98ポイントの1004.27ポイントと上昇して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は184(82.1%)、下落銘柄数は33(14.7%)、変わらずは7(3.1%)、売買代金は前日比193億円の916億円と前日比で増加しました。
上昇寄与度上位銘柄はそーせいグループ(4565、前日比250、終値11,450)、ミクシィ(2121、前日比50、終値5,690)、CYBERDYNE(7779、前日比24、終値1,521)、下落寄与度上位銘柄はじげん(3679、前日比-16、終値1,180)、ジーエヌアイグループ(2160、前日比-2、終値505)、エニグモ(3665、前日比-26、終値2,073)となりました。売買代金上位銘柄はジーエヌアイグループ(2160、前日比-2、終値505)、アカツキ(3932、前日比240、終値5,510)、そーせいグループでした。

マザーズ先物は前日比15ポイントの997ポイントで一日の取引を終えました。出来高は473枚でした。



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フランスの大統領選で混乱なく大型株が堅調に。一方小型は不調(2017年4月24日)


株式市場概況

 フランスの大統領選の第一回投票の結果が市場の予想通りだったことからリスクオンの動きとなり、TOPIXは前日比+14.61ポイント(+0.98%)の1503.19ポイント、日経平均株価は+255.13円(+1.37%)の18875.88円と大きく上昇する展開となりました。
 フランス大統領選の第一回投票は、EUの結束を訴える、無所属(中道)のマクロン候補の得票率が23.9%、国民戦線(極右)のルペン候補が21.4%と、市場の予想通りの結果となりました。第二回の投票は5月7日に行われますが、マクロン氏が5割を上回る票を得ることが予想されています。
 しかし、寄り後は株価が伸び悩みました。その要因は明日に北朝鮮が何らかの動きを起こすと見られているため、一段のリスクテイクが避けられたせいでした。
一方で、市場の恐怖感を示すといわれる日経VI指数は、前日比-3.36ポイントの16.79ポイントと大きく低下しました。この指数を見ると市場は明日の北朝鮮リスクを加味していないようにも見えます。
セクター動向では陸運、精密機器、建設の上昇率が大きく、鉄鋼、石油・石炭、鉱業の3セクターのみが下落となりました。スタイルインデックスでは世界的なイベントによるリスクオンから大型株が強くなりました。小型株はここのところ個人投資家に選好されていた、GNI(2160)が金曜日の引け後に新株予約権の発行により、ストップ安となったことから弱い展開となり、マザーズ指数は2%以上下落しました。


マザーズ市場概況

 マザーズ指数は前日比-20.35ポイントの988.29ポイントと下落して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は41(18.3%)、下落銘柄数は180(80.4%)、変わらずは3(1.3%)、売買代金は前日比-734億円の723億円と前日比で減少しました。
上昇寄与度上位銘柄はミクシィ(2121、前日比90、終値5,640)、エニグモ(3665、前日比101、終値2,099)、中村超硬(6166、前日比118、終値1,390)、下落寄与度上位銘柄はジーエヌアイグループ(2160、前日比-100、終値507)、そーせいグループ(4565、前日比-180、終値11,200)、ディー・ディー・エス(3782、前日比-55、終値847)となりました。売買代金上位銘柄はそーせいグループ、アカツキ(3932、前日比-200、終値5,270)、ミクシィでした。

マザーズ先物は前日比-25ポイントの982ポイントで一日の取引を終えました。出来高は500枚でした。



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JGBトレーディングフロア(2017年4月24日)

(10:10)
日銀買いオペ通告 1-3年、3-5年、5-10年、物価連動債。
http://www3.boj.or.jp/market/jp/stat/of170424.htm

(12:00)
落札結果
http://www3.boj.or.jp/market/jp/stat/ba170424.htm

(17:30)
仏大統領選挙の結果が事前の予想に沿う形となり、リスクオンの動きで国内債利回りは上昇してスタート。また本日の日銀買いオペで3-5年のオファーが減額され先物が売られる場面も見られたが、その後は総じて横ばいで推移。ドル高・株高の動きの中では、今日の下げは限定的で、欧米債券市場の反応を見極めたい向きもあるようだ。

本日の国債利回り

 

 


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