決算発表シーズンを前に小幅な動きにとどまる(2016年10月19日)

20161019

株式市場概況

TOPIXは前日比+0.63ポイント(+0.05%)の1357.2ポイントと、前日の終値を挟んでの小幅なレンジでの取引となりました。高値は1359ポイント、安値は1353ポイントと取引レンジは0.5%幅でした。前日の米国株は企業決算が好調だったことから上昇しましたが、CPIの伸びが低迷していたことからドル安が若干進んだことにより、日本株は上値の重い展開となりました。

セクター別では水産・農林、小売、不動産が高く、鉱業、保険、海運などが安くなりました。水産・農林は、マルハニチロの上期の業績が大幅増益との報道が好感され、上昇しました。

本日発表された中国のGDP(3Q・前年比)は+6.7%、小売売上高(9月)+10.7%、固定資産投資(9月)は8.2%とほぼ予想通りでした。しかし鉱工業生産(9月)は6.1%と予想をやや下振れました。

マザーズ市場概況

マザーズ指数は前日比+10.73ポイントの959.83ポイントと3日連続の上昇となりました。上昇銘柄数は152(70%)、下落銘柄数は56(26%)、変わらずは9(4%)、騰落レシオ(25日)は96.1、売買代金概算は前日比153億円増加の1,008億円と、10月7日以来久々に売買が活発であるとみられる1,000億円に乗せました。今回こそ960ポイントの壁を越えられるのか注目です。

指数の上昇をけん引したのはそーせい(4565、前日比+210円、終値16,830円)、メタップス(6172、前日比+500円、終値2,564円)、ストライク(6196、前日比1500円、終値11,310円)、指数下落寄与度上位はエナリス(6079、前日比-28円、終値817円)、UMNファーマ(4585、前日比-71円、終値1,217円)、フリークアウト(6094、前日比-90円、3,340円)、売買代金上位はメタップス、ブランジスタ(6176、前日比+65円、終値2,975円)、そーせいとなりました。

メタップスは決算の好感から二日連続のストップ高となりました。一方でUMNファーマは前日引け後発表した決算で、通期見通しを下方修正したことや、野村證券がレーティングを「買い」から「中立」に引き下げたことから大きく値を下げました。

マザーズ先物概況

マザーズ先物は前日比+7ポイントの946.5ポイントで取引を終えました。出来高は96枚、前日時点の建玉は3,645枚となっています。

本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本 資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。

光世証券株式会社 金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2016年10月19日)

(10:10)
日銀買いオペ通告 1-3年、3-5年、10-25年、25年超。
http://www3.boj.or.jp/market/jp/stat/of161019.htm

(12:00)
落札結果
http://www3.boj.or.jp/market/jp/stat/ba161019.htm

債券市場の膠着で、落札平均レートと案分レートの間隔も縮小。

(17:30)
10年#344、BB(日本相互証券)での出合いなし。昨年9/24日以来の出来事。

本日の国債利回り
161019yield


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社 
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

大型公募の需給も好調で、日本株は底堅い動きに(2016年10月18日)

20161018

株式市場概況

TOPIX指数は前日比+4.01ポイント(+0.3%)の1356.57ポイントと3日連続で上昇しました。前日の米国株は小幅安となったため、日本株も弱く取引を開始しましたが、人民元が本日は安くならなかったことから、S&P500先物がないとセッションで上昇傾向にあったことや、後場から若干為替が円安に動いたことなどからじり高に動く展開となりました。昨日、JR九州の公募価格が上限で決まり、それに備えていた資金があったものの、人気から買えず、その資金が流入し始めているという部分が株価の上昇を支えている面もあるかも知れません。

セクター別では水産・農林、パルプ紙、建設、不動産などが上昇する一方、ゴム、鉱業、倉庫・運輸などが下落しました。大東建託が昨日上方修正を発表したことから建設株が強く、昨日の首都圏マンション販売件数が堅調だったことから引き続き不動産が物色されました。

マザーズ市場概況

マザーズ指数は前日比7.31ポイントの949.1ポイントで一日の取引を終えました。上昇銘柄数は122(56%)、下落銘柄数は86(40%)、変わらずは9(4%)、騰落レシオ(25日)は94.3、売買代金概算は前日比47億円増の855億円となりました。

指数の上昇をけん引したのはCYBERDYNE(7779、前日比+22円、終値1,650円)、メタップス(6172、前日比+400円、終値2,064円)、エナリス(6079、前日比+51円、終値845円)、指数を下げたのはそーせい(4565、前日比-100円、終値16,620円)、オークファン(3674、前日比-173円、終値996円)、ミクシィ(2121、前日比-20円、終値3,670円)、売買代金上位はブランジスタ(6176、前日比-185円、終値2,910円)、そーせい、ストライク(6196、前日比-400円、終値9,810円)となりました。

ストライクは前日ストップ高していましたが、本日は上昇して始まった後に反落しました。14日に発表した決算説明が意欲的だったことが上昇要因となっているようです。メタップスは昨日引け後決算を発表し、前期の業績は悪かったものの、今期見通しが営業黒字を予想していることが好感され大きく上昇しました。

マザーズ先物概況

マザーズ先物は前日引け比+6.5ポイントの939.5ポイントで取引を終えました。出来高は103枚、前日時点の建玉は3,604枚となりました。

本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本 資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。

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JGBトレーディングフロア(2016年10月18日)

(13:00)
流動性供給入札結果
既発利付債(20年 #137~#157、30年 #7~#51、40年 #1~#8)
平均利回り格差+0.001%、最大利回り格差+0.005%、応札倍率2.69倍
実勢近辺で市場の同意なし。先物出来高も少なく総じて閑散。

(17:30)
本日の国債利回り
161018yield


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人民元安で一時下げるも前日比小幅高で取引終了(2016年10月17日)

20161017

株式市場概況

本日のTOPIX指数は前日比+5.37ポイント(+0.4%)の1352.56ポイントで取引を終えました。米株の小幅高を受け、日本株は上昇して取引を開始しましたが、オフショアで取引される人民元が安く取引されていたことを嫌気し、ドル円が円高ドル安に進み一時103円台に乗せたことから、前日比マイナス圏で推移する場面もありました。しかし、その後はドル円も円安ドル高となり、株価も戻しました。

上昇セクターは鉱業、鉄鋼、不動産となりました。鉱業、鉄鋼などは今後の公共投資期待から、このところ若干上げが目立つ展開となっています。不動産は9月の首都圏マンション販売が40.9%と、ここ最近続いた前年割れから大幅回復した数値となったことが好感され買われました。下落セクターは電気・ガス、水産・農林、石油・石炭となりました。新潟県知事に原発再稼働反対の米山氏が当選したことで東電が大幅安したことから、電気・ガスの下落が大きくなりました。

本日引け後、JR九州の公募価格が仮条件上限の2,600円に決定されました。

今晩の米国市場では寄り付き前にバンクオブアメリカが、引け後にIBM、ネットフリックスが決算を発表します。

マザーズ市場概況

東証マザーズ指数は前日比+4.19ポイントの941.79ポイントで取引を終えました。上昇銘柄数は125(58%)、下落銘柄数は85(39%)、変わらずは7(3%)、騰落レシオ(25日)は93.2、売買代金概算は前日比+151億円の808億円となりました。

指数上昇寄与度上位銘柄はブランジスタ(6176、前日比+423円、終値3,095円)、クラウドワーク(3900、前日比+223円、終値1,252円)、グノシー(6047、前日比+150、終値1,078円)、下落寄与度上位銘柄はオークファン(3674、前日比-400円、終値1,169円)、そーせい(4565、前日比-50円、終値16,720円)、メタップス(6172、前日比-134円、終値1,664円)、売買代金上位はブランジスタ、そーせい、FRONTEO(2158、前日比+17円、終値906円)となりました。

クラウドワークスは、個人同士がオンラインでスキルを売買できる仕組みを作ると発表したことが好感されました。グノシーは、KDDIとの提携で開始した新たなキュレーションサービス「ニュースパス」が好調で、14日に発表した1Qの営業利益の2Q利益見通しに対する進捗率が77%と高かったことからストップ高まで買われました。

オークファンは14日に監査法人の変更を発表しストップ安となりました。

マザーズ先物概況

マザーズ先物は前日比-0.5ポイントの933.5ポイントで取引を終えました。出来高は100枚、前日の建玉は3,591枚となりました。

本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本 資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。

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