株式市場概況
TOPIXは前日比+0.63ポイント(+0.05%)の1357.2ポイントと、前日の終値を挟んでの小幅なレンジでの取引となりました。高値は1359ポイント、安値は1353ポイントと取引レンジは0.5%幅でした。前日の米国株は企業決算が好調だったことから上昇しましたが、CPIの伸びが低迷していたことからドル安が若干進んだことにより、日本株は上値の重い展開となりました。
セクター別では水産・農林、小売、不動産が高く、鉱業、保険、海運などが安くなりました。水産・農林は、マルハニチロの上期の業績が大幅増益との報道が好感され、上昇しました。
本日発表された中国のGDP(3Q・前年比)は+6.7%、小売売上高(9月)+10.7%、固定資産投資(9月)は8.2%とほぼ予想通りでした。しかし鉱工業生産(9月)は6.1%と予想をやや下振れました。
マザーズ市場概況
マザーズ指数は前日比+10.73ポイントの959.83ポイントと3日連続の上昇となりました。上昇銘柄数は152(70%)、下落銘柄数は56(26%)、変わらずは9(4%)、騰落レシオ(25日)は96.1、売買代金概算は前日比153億円増加の1,008億円と、10月7日以来久々に売買が活発であるとみられる1,000億円に乗せました。今回こそ960ポイントの壁を越えられるのか注目です。
指数の上昇をけん引したのはそーせい(4565、前日比+210円、終値16,830円)、メタップス(6172、前日比+500円、終値2,564円)、ストライク(6196、前日比1500円、終値11,310円)、指数下落寄与度上位はエナリス(6079、前日比-28円、終値817円)、UMNファーマ(4585、前日比-71円、終値1,217円)、フリークアウト(6094、前日比-90円、3,340円)、売買代金上位はメタップス、ブランジスタ(6176、前日比+65円、終値2,975円)、そーせいとなりました。
メタップスは決算の好感から二日連続のストップ高となりました。一方でUMNファーマは前日引け後発表した決算で、通期見通しを下方修正したことや、野村證券がレーティングを「買い」から「中立」に引き下げたことから大きく値を下げました。
マザーズ先物概況
マザーズ先物は前日比+7ポイントの946.5ポイントで取引を終えました。出来高は96枚、前日時点の建玉は3,645枚となっています。
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