TOPIX、日経平均株価共に直近の高値を上抜ける(2016年10月20日)

20161020

株式市場概況

TOPIX指数は前日比+13.6ポイント(+1%)の1370.8ポイントと5日連続で上昇しました。寄付きは前日比で若干安くなりましたが、その後はじり高展開となりました。10時から始まった、米国大統領選挙前最後のテレビ討論会でしたが、ヒラリー・クリントン候補優位との見方が多く、市場では大統領選挙の結果はほぼ決まったと見られたことも、上昇要因となりました。

セクター別では不動産、証券・商品、ゴムが上昇、繊維のみが下落となりました。不動産は足元発表された新規マンション販売が堅調だったことを好感した上昇が継続しており、証券・商品は、日経平均株価が節目とみられる17,000円を上回ったことが好感されました。

個別では新型ゲーム機「NX」の予告動画を今晩発表するとした任天堂や、新たなモバイルゲームの詳細を発表したガンホーなどが上昇を見せました。

今晩はECB理事会の結果が注目されます。本日の米国企業の決算発表は、寄り前にベライゾン、引け後にAMD、マイクロソフトなどがあります。

マザーズ市場概況

マザーズ指数は前日比-4.02ポイントの955.81ポイントと5日ぶりに反落となりました。上昇銘柄数は98(45%)、下落銘柄数は113(52%)、変わらずは6(3%)、騰落レシオ(25日)は99.9、売買代金概算は前日比115億減少の893億円となりました。

指数下落寄与度上位銘柄はそーせい(4565、前日比-240円、終値16,590円)、CYBERDYNE(7779、前日比-26円、終値1,629円)、エニグモ(3665、前日比-85円、終値1,923円)、指数上昇寄与度上位銘柄はミクシィ(2121、前日比+70円、終値3,755円)、グローバルグループ(6189、前日比+310円、終値2,307円)、グノシー(6047、前日比+71円、終値1,300円)、売買代金上位はメタップス(6172、前日比-53円、終値2,511円)、そーせい、モバイルファクトリー(6172、前日比-80円、終値2,950円)となりました。

グローバルグループは平成32年9月期の連結業績を、売上高170億円、営業利益15億円に高めるとの報道から上昇しましたが、会社側は確定した計画数値を策定していないとのコメントを発表しました。しかし、コメントを受けても株価は強さを維持しました。

マザーズ先物概況

マザーズ指数先物は前日比+2ポイントの948.5ポイントで取引を終えました。出来高は145枚、前日時点の建玉は3,688枚となっています。

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