株式市場概況
TOPIX指数は前日比+4.01ポイント(+0.3%)の1356.57ポイントと3日連続で上昇しました。前日の米国株は小幅安となったため、日本株も弱く取引を開始しましたが、人民元が本日は安くならなかったことから、S&P500先物がないとセッションで上昇傾向にあったことや、後場から若干為替が円安に動いたことなどからじり高に動く展開となりました。昨日、JR九州の公募価格が上限で決まり、それに備えていた資金があったものの、人気から買えず、その資金が流入し始めているという部分が株価の上昇を支えている面もあるかも知れません。
セクター別では水産・農林、パルプ紙、建設、不動産などが上昇する一方、ゴム、鉱業、倉庫・運輸などが下落しました。大東建託が昨日上方修正を発表したことから建設株が強く、昨日の首都圏マンション販売件数が堅調だったことから引き続き不動産が物色されました。
マザーズ市場概況
マザーズ指数は前日比7.31ポイントの949.1ポイントで一日の取引を終えました。上昇銘柄数は122(56%)、下落銘柄数は86(40%)、変わらずは9(4%)、騰落レシオ(25日)は94.3、売買代金概算は前日比47億円増の855億円となりました。
指数の上昇をけん引したのはCYBERDYNE(7779、前日比+22円、終値1,650円)、メタップス(6172、前日比+400円、終値2,064円)、エナリス(6079、前日比+51円、終値845円)、指数を下げたのはそーせい(4565、前日比-100円、終値16,620円)、オークファン(3674、前日比-173円、終値996円)、ミクシィ(2121、前日比-20円、終値3,670円)、売買代金上位はブランジスタ(6176、前日比-185円、終値2,910円)、そーせい、ストライク(6196、前日比-400円、終値9,810円)となりました。
ストライクは前日ストップ高していましたが、本日は上昇して始まった後に反落しました。14日に発表した決算説明が意欲的だったことが上昇要因となっているようです。メタップスは昨日引け後決算を発表し、前期の業績は悪かったものの、今期見通しが営業黒字を予想していることが好感され大きく上昇しました。
マザーズ先物概況
マザーズ先物は前日引け比+6.5ポイントの939.5ポイントで取引を終えました。出来高は103枚、前日時点の建玉は3,604枚となりました。
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