株式市場概況
本日のTOPIX指数は前日比+5.37ポイント(+0.4%)の1352.56ポイントで取引を終えました。米株の小幅高を受け、日本株は上昇して取引を開始しましたが、オフショアで取引される人民元が安く取引されていたことを嫌気し、ドル円が円高ドル安に進み一時103円台に乗せたことから、前日比マイナス圏で推移する場面もありました。しかし、その後はドル円も円安ドル高となり、株価も戻しました。
上昇セクターは鉱業、鉄鋼、不動産となりました。鉱業、鉄鋼などは今後の公共投資期待から、このところ若干上げが目立つ展開となっています。不動産は9月の首都圏マンション販売が40.9%と、ここ最近続いた前年割れから大幅回復した数値となったことが好感され買われました。下落セクターは電気・ガス、水産・農林、石油・石炭となりました。新潟県知事に原発再稼働反対の米山氏が当選したことで東電が大幅安したことから、電気・ガスの下落が大きくなりました。
本日引け後、JR九州の公募価格が仮条件上限の2,600円に決定されました。
今晩の米国市場では寄り付き前にバンクオブアメリカが、引け後にIBM、ネットフリックスが決算を発表します。
マザーズ市場概況
東証マザーズ指数は前日比+4.19ポイントの941.79ポイントで取引を終えました。上昇銘柄数は125(58%)、下落銘柄数は85(39%)、変わらずは7(3%)、騰落レシオ(25日)は93.2、売買代金概算は前日比+151億円の808億円となりました。
指数上昇寄与度上位銘柄はブランジスタ(6176、前日比+423円、終値3,095円)、クラウドワーク(3900、前日比+223円、終値1,252円)、グノシー(6047、前日比+150、終値1,078円)、下落寄与度上位銘柄はオークファン(3674、前日比-400円、終値1,169円)、そーせい(4565、前日比-50円、終値16,720円)、メタップス(6172、前日比-134円、終値1,664円)、売買代金上位はブランジスタ、そーせい、FRONTEO(2158、前日比+17円、終値906円)となりました。
クラウドワークスは、個人同士がオンラインでスキルを売買できる仕組みを作ると発表したことが好感されました。グノシーは、KDDIとの提携で開始した新たなキュレーションサービス「ニュースパス」が好調で、14日に発表した1Qの営業利益の2Q利益見通しに対する進捗率が77%と高かったことからストップ高まで買われました。
オークファンは14日に監査法人の変更を発表しストップ安となりました。
マザーズ先物概況
マザーズ先物は前日比-0.5ポイントの933.5ポイントで取引を終えました。出来高は100枚、前日の建玉は3,591枚となりました。
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