マザーズ市場デイリーレポート(2016年8月5日)

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本日のマザーズ指数は前日比-5.45ポイント安の917.29ポイントで取引を終えました。下落寄与度上位銘柄はCYBERDYNE(7779)、フリークアウト(6094)、サンバイオ(4592)、上昇寄与度上位銘柄はそーせい(4565)、ミクシィ(2121)、シグマクシス(6088)となりました。上昇銘柄は71、下落銘柄は141、変わらずは11と3分の2以上の銘柄が下げました。

足元堅調だったCYBERDYNE、フリークアウトは雇用統計前の短期筋の利食い売りに押されました。シグマクシスは売上高が通期予想よりも伸びを見せたことから買われました。

本日引け後発表されたミクシィの決算発表は通期予想に比べ、若干弱い値となっております。7月末からは「ポケモンGO」が開始されたため、一段の業績の悪化が見込まれることから、株価は弱含むかもしれません。

6月以降のIPO銘柄は本日は弱い展開となっていました。

東証マザーズ先物は前日比5ポイント安の919ポイントで取引を終えました。出来高は478枚と前日に引き続き低調となっております。前日時点の建玉は3100枚で、先物と現物指数のかい離は順鞘となっております。

今週は上場日の高値である945ポイント上抜ける日がありましたが、その後は軟調な動きとなりました。次週にはそーせいなど主力の決算もあるため、動きが出るかに注目です。

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本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本 資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。

光世証券株式会社 金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

8月4日から日銀のETF買いが増額する 2016年8月1週

(日銀のETF買い動向についてはリンク先を参考ください

今週の動き

前週日銀がETFの年間買い取り額を倍増させることを決定したが、市場の期待は国債買い入れの増額や、マイナス金利の拡大なども含むことであったようで、今週、ドル円は一時100円後半まで円高ドル安が進む場面があり、日本企業の収益悪化を見込み、株価は弱い展開となった。

日銀のETFの買入れ額がいつ引き上げられ、どの程度になるのかに市場では注目が集まったが、8月4日に1日で707億円の買いが入り、これまでの倍以上の金額を一日で買い入れることが分かった。同日は日経平均株価で16,000円を割り込む展開となっていたが、日銀の買いにより相場は持ち直し、16200円台まで回復した。(日銀のETF買いについては、日銀のETF買い一日707億円にを参照ください。http://kosei.co.jp/wordpress/?p=543

日本の経済指標では、毎月勤労統計の現金給与総額(6月・前年比)が1.3%と前月の-0.1%から上向きとなった。米国では、週末の雇用統計の前哨戦であるADP雇用統計が17.9万(前月17.6万)と、まずまずの値となった。

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セクター別では証券・商品、精密、鉱業が買われ、水産農林、保険、建設が売られた。スタイルインデックスは全面安となったが、為替のあまり関係ないとみられるマザーズ指数は下げが小さかったが、東証一部のグロースや小型は弱含んだ。市場では、これまで弱かったセクターのリバウンドもあり、ロングショートなどの解約の売りが出ている可能性が指摘された。

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今後の見通し

来週で企業決算も一段落する。これまでのところ大きな失望はない。為替見通しを102円に引き下げ、下方修正を発表したトヨタが買われるなど、市場が思っているよりも現実は良いように見える。

来週は寄付きで米国の雇用統計の影響を織り込み、その後、夏休みモードに入る可能性が高い。大口の投資家は夏休みのストップオーダーのみを残していくため、時折、激しい動きとなることもあるが、そのような際に押し目があれば逆張りたいところだ。

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本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本 資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。

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JGBトレーディングフロア

超長期ゾーンの下げ止まりで足もと落ち着きを取り戻す。先物は5日移動平均(151.63)を抜けられず、今晩の米国雇用統計も控える中、海外の金利動向(上昇方向)には神経質にならざるを得ない。先物の累積売買高で151.05~151.25の帯でサポート続けば、来週の30年入札も無難に越えられるイメージが湧く。今週、週足チャートの26週移動平均線を下抜けて終わったことが気がかり。

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Weekly Commentary 2016年8月1週

≪動画≫動画の内容は、ソフトバンクロボティクスのPepperを活用し、弊社が独自に実施しているものです。

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日銀のETF買い一日707億円に

前の日銀政策決定会合で、ETFの買入れ枠は年間3兆円から年間6兆円に拡大されました(通常の購入の外、設備投資及び人材投資に積極的に取り組んでいる企業を支援するためのETFの枠、年間3,000億円/1日1億円もあります)。

8月に入り、一日の購入枠がどの程度まで増加するのかと注目されていましたが、ついに8月4日に増額されました。8月3,4日と1日347億円だったのですが、それが707億円となり、1日の購入金額は倍以上となりました。チャートも分かり難いですが、飛び抜けています。

8月4日引け時点での、2010年12月以降の日銀ETF買い越し額は8兆9,033億円、購入単価は日経平均で換算すると14,708円となります。

2016年8月の動向は日銀のETF買い(2016年8月 http://kosei.co.jp/wordpress/?p=934)を参照ください。

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