マザーズ指数は前日比+0.89ポイントの935.47ポイントで取引を終え、6日ぶりに上昇した。しかし上昇幅は小さく活力は感じられない。中々「ポケモンGO」のダウンロードが始まらないため、任天堂の株価は本日は落ち着いた動きとなったが、読売新聞朝刊に統合型リゾートの開発の話題が再び出たことから、カジノ関連銘柄に資金は向かった。マザーズ市場の売買代金は763億円と前日比で118億円減少し、4月から6月の1日の売買代金の大まかな平均である2,000億円を大きく下回る水準となっている。
上昇寄与度上位はフリービット(3843)、プレシジョンシステムサイエンス(7707)、アプリックス(3727)、下落寄与度上はCYBERDYNE(7779)、ミクシィ(2121)、エニグモ(3665)となった。マザーズ指数採用銘柄の上昇銘柄数は123、下落銘柄数は85、変わらずは16と、上昇銘柄数がかなり多くなったが、指数寄与度上位が売られたため、上値が重くなっている。
マザーズ指数先物は、本日は931.5ポイントから916.5ポイントでの取引となった。出来高は917枚と、前日と比べ約600枚減少した。相変わらず、マザーズ指数から15ポイント程度安い水準での取引が継続している。引け値は920.0となった。
本日は新規上場銘柄が2銘柄あった。マザーズに上場したインソース(6200)は公募価格520円より290円高い810円で初値を付けた。その後、945円まで上昇する場面もあったが、引けにかけては下落し、692円で引けた。ジャスダック市場に上場したデュアルタップ(3469)も、初値は2,520円と公募価格1,110円から1,410円上昇して取引を開始し、2,611円の高値を付けたが、引けは2020円とストップ安で引けた。
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