東証マザーズ市場デイリーレポート 7月19日

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東証マザーズ指数は、前日比-5.66ポイントと4日連続安となり、941.65ポイントで引けた。一時、910ポイントまで約4%下落する場面もあったが、安値では押し目買いが入った。下落寄与度上位はCYBERDYNE(7779)、アドウェイズ(22489)、オンコセラピー・サイエンス(4564)、上昇寄与度上位はミクシィ(2121)、そーせい(4565)、フリービット(3843)となった。マザーズ指数採用銘柄の上昇銘柄数は80、下落銘柄数は137、変わらずが7となった。

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本日、大阪取引所に上場されたマザーズ指数先物は921.0ポイントと、現物よりも20ポイントほど安く引けた。高値は寄付きの945.0ポイント、安値は890.5ポイント、出来高は2,847枚だった。

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金曜日上場のLINE(3938)は売り気配スタートとなり、寄付きは3,925円と前日比420円安となった。引け値は3,990円と前日比355円安まで戻した。全体的に直近IPOのパフォーマンスが悪い。一方で、スマホゲーム「PokemonGO」の日本のダウンロード開始が待たれる任天堂(7974)は、本日も強く、引けは前日比+3,990円の31,770円となった。

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任天堂の盛り上がりとともに、バイオ関連銘柄やLINE関連銘柄が売られ、任天堂関連銘柄に乗り換える動きが目立っている。マザーズ指数先物はそのヘッジに使われているようで、理論価格と比較するとかなり安い水準となっている。人気銘柄への乗り換えが終了すれば、一旦、先物への買戻しも入る可能性も高いため、先物と現物指数の鞘の動きにも注目しておきたい。

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