東証マザーズ指数は前日比-7.07ポイントと5日連続安となり、934.58ポイントで取引を終えた。朝方は強く、前日比プラス圏で推移する場面もあったが、10時半ごろから失速した。ここ最近堅調だった任天堂が大きく下落したことから、持ち株を全面的に投げるというような動きも見られた。また、決算発表シーズンを前に、決算数値に期待できないグロース株のポジションを手じまい、決算発表後、下げたところで再び買いで入ることを狙う動きもあるのだろう。
本日のマザーズ指数の下落寄与度上位はそーせい(4565)、CYBERDYNE(7779)、ミクシィ(2121)、上昇寄与度上位はアカツキ(3932)、フリークアウト(6094)、エボラブルアジア(6191)となった。マザーズ指数採用銘柄の上昇銘柄数は107、下落銘柄数は104、変わらずは13と、指数は下げたものの、全体では上げ銘柄の方が多かった。
上場二日目のマザーズ指数先物は本日も冴えない展開となった。引け間際に売りが出たため、900ポイントを割り込み安値を更新し、結局ザラバ引けとなった。本日の出来高は1,574枚と昨日より約1,300枚減少した。また昨日時点の建玉は1,410枚となっている。現物とのマイナス乖離は本日も見られ、売りヘッジ需要が多いことが分かる。一方で、理論価格を大幅に下回る水準まで売られているため、取引チャンスもあるだろう。
直近IPO銘柄群の本日のパフォーマンスは、任天堂や関連銘柄の下落で資金が流入したためか、良好となった。その他、ビューティーガレージ(3180)は、26日付でマザーズから東証1部に市場変更すると発表し、本日は株価が14%上昇した。
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