JGBトレーディングフロア(2024年6月11日)

債券相場は上昇。前日に大幅下落した後の反動で買い戻しが入った。この日の流動性供給入札が順調な結果となったことも下支えとなったようだ。ただ週末に発表される日銀の金融政策決定会合結果に加え、その前には米5月CPIや米FOMCを控える他、また13日には先物6月限の取引最終日を迎えるなどイベント目白押しで、様子見姿勢が強いようで上値も限定的だった。

【メモ】
☆流動性供給入札(407回、残存期間5年超15.5年以下)落札結果
募入最大利回り較差 -0.015%、募入平均利回り較差-0.017%、応札倍率3.45倍(前回3.02倍)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2024年6月10日)

債券相場は下落。先週末の米雇用統計が予想を上回る強い内容となり、米長期金利が大幅に上昇したことを受けて売りが優勢だった。米国の景気減速を示唆する指標が続き、早期利下げ観測が台頭していたことから、米金利の反応は大きくなったようだ。国内債についても、国債買い入れの減額や追加利上げを示唆することへの警戒感が漂う中、米金利の低下基調がここもとの相場上昇につながっていたことから、一気に巻き戻された形となった。ただ今週は米FOMCや日銀の金融政策決定会合を控えてポジションを傾ける動きは限定的で、売り一巡後は小幅な動きとなった。

【メモ】
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 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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JGBトレーディングフロア(2024年6月7日)

債券相場は下落。昨日ECBが事前予想通り米英に先んじて利下げを行い、その後の欧米長期金利も比較的落ち着いた反応だったことで、国内債はここもとの相場上昇に対する高値警戒感が強まった。この日の日銀の定例の国債買い入れオペでは、全年限の買い入れ額を前回から据え置いたが、前回未達となった1-3年ゾーンへの応札が集まった他、その他のゾーンの応札倍率もやや高めとなり、午後に入って先物への売り圧力が強まる場面も見られた。市場は今晩の米雇用統計に注目しており、米国の利下げ観測が再び強まれば、来週の日銀金融政策決定会合を控えて、早期の政策修正観測による重石も軽減されそうだ。

【メモ】
☆日銀買入オペ1年以下1500億円、1-3年3750億円、5-10年4250億円、10-25年1500億円。
応札倍率は、2.09、4.29、3.19、3.29倍。


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JGBトレーディングフロア(2024年6月6日)

債券相場は前日に続いて上昇。米国の早期利下げ観測による金利低下に加え、この日の30年債入札の結果が順調となったことを受けて超長期債中心に買いに拍車がかかり長期債との利回り較差は縮まった。これまで、買い控えていた投資家の資金の一部が向かったようだ。昨日のカナダ中銀による利下げに加え、今晩のECB理事会でも25bpsの利下げが確実視されており、日銀の金融正常化観測に対する警戒感は燻るもの、海外は利下げサイクルの入り口にあることから、売りも一旦後退した形。明日の米雇用統計や来週のFOMC通過までは、その流れは続くとの見方もあるようだ。

【メモ】
☆30年債入札(82回リオープン、CPN1.8%)落札結果
最低落札価格93円45銭(2.161%)、平均落札価格93円54銭(2.156%)、
応札倍率3.59倍(前回3.25倍)、(事前予想価格93円30銭)


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JGBトレーディングフロア(2024年6月5日)

債券相場は上昇し、長期金利は約2週間ぶりに1%を下回った。米国で4月の求人件数が予想以上に減少し、長期金利が低下した流れを引き継いだ。朝方発表の4月の毎月勤労統計で賃金のトレンドを見る上で注目される共通事業所ベースの名目賃金が1.7%増と伸びが鈍化したことも支援材料となった。前日の10年債入札を経て市場のセンチメントがやや好転、明日の30年債入札を前に先回りに動くなど、買い手控えていた投資家の買いも一部入ってきているとの観測。来週の日銀金融政策決定会合で資産買い入れの減額修正がおこなわれても大幅なものでなければストック効果は続くことから、相場の下げも限定的になるとの見方も聞かれた。

【メモ】
毎月勤労統計(4月) : 現金給与総額(名目賃金) : 前年同月比+2.1%(前月0.6%、事前予想+1.8%)、実質賃金 : 前年同月比-0.7%(前月-2.5%、事前予想-0.9%)、現金給与総額(共通事業所ベース) : 前年同月比+1.7%8前月2.2%、事前予想+2.1%)
毎月勤労統計調査 令和6年4月分結果速報


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