債券相場は横ばい。長めの超長期債に売りがみられた。年明け1週目に行われる10年、30年債の入札に対する警戒感や、米金利に対する先高観が上値を押さえたようだ。一方、債券先物などは方向感に乏しく、狭いレンジでのもみ合いとなった。
国債市場コメント
日本国債並びに日本国債先物市場で気になるポイントをとりあげます。
JGBトレーディングフロア(2021年12月28日)
債券相場は下落。前日の米長期金利の低下を受けて買いが先行するも、国内株式相場の大幅な上昇などが影響し押し戻される展開となった。前日に堅調だった超長期ゾーンもこの日は売りに押される形。もっとも年末で市場参加者が少ない中、手掛かり材料も乏しく相場の方向感は出にくい印象。
本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会
JGBトレーディングフロア(2021年12月27日)
債券先物相場は上昇。米長期金利が時間外取引で小幅低下したことや国内株価が軟調に推移したことなどを受けて買いがやや優勢だった。この日の2年債入札は無難な結果で、相場への影響は限定的だった。
夕方発表される日銀の国債の四半期買い入れ予定を控え現物債は閑散小動きだった。なお、その買い入れ予定はこれまでと同じ内容が維持され、オファー金額、回数ともに変更されず。
【メモ】
☆2年債入札(432回,CPN 0.005%)落札結果
最低落札価格100円19銭0厘(-0.090%)、平均落札価格100円19銭6厘(-0.093%)、応札倍率4.25倍(前回4.05倍)。(事前予想価格100円19銭)
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光世証券株式会社
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JGBトレーディングフロア(2021年12月24日)
12/24債券相場は下落。前日の欧米長期金利が上昇したことが相場の重しになった。朝方の全国CPIの上昇も売り圧力につながったとの見方もあった。一方、来年度の国債発行計画で10年債や40年債の増発が発表されたが、織り込み済みとして相場の反応は限られた。
【来週のスケジュール】
12/27
<国内予定>
2年利付国債入札 / 日銀,CP買い入れオペ / 金融政策決定会合における主な意見(12月16・17日分) / 日銀1-3月の国債買い入れ予定 / 百貨店・スーパー売上高(11月) / 小売売上高(11月)
<海外予定>
【米国】*****【欧州】英市場休場【その他】香港市場休場 / 中国工業利益(11月)
12/28
<国内予定>
完全失業率(11月) / 鉱工業生産(11月)
<海外予定>
【米国】米FHFA住宅価格指数(10月) / 主要20都市住宅価格指数(10月)【欧州】英市場休場【その他】*****
12/29
<国内予定>
特になし
<海外予定>
【米国】米卸売在庫(11月) / 米中古住宅販売成約指数(11月)【欧州】ユーロ圏マネーサプライ(11月)【その他】*****
12/30
<国内予定>
大納会,日本取引所グループの清田CEOあいさつ<海外予定>【米国】シカゴ製造業景況指数(12月)【欧州】*****【その他】*****12/31<国内予定>大晦日で休場
<海外予定>
【米国】米債券市場,短縮取引【欧州】独市場休場 / 英市場短縮取引【その他】中国製造業・非製造業PMI(12月)
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光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会
JGBトレーディングフロア(2021年12月23日)
債券相場は超長期債を中心に下落。この日に行われた流動性供給入札の応札倍率が低かったことを受けて売りが優勢だった。あす発表される来年度の国債発行計画を前に、40年債などが増発される可能性も高く、内容を見極めたいとする向きが買いを見送っている様子。
☆流動性供給入札(348回、残存期間15.5年超39年未満)落札結果
最大利回較差 +0.004% 平均利回較差0.000% 応札倍率2.08倍(前回2.25倍)。