JGBトレーディングフロア(2025年3月13日)

債券は下落。植田日銀総裁が金融政策の正常化に前向きな発言(「賃金の上昇率は強い姿が続いている」「今後、実質賃金あるいは消費についてはもう少し良い姿が見込まれる」(参院財政金融委員会))をしたことで、先物を中心に売りが強まった。
ただ、発言そのものには目新しいものはなく、ヘッドラインにアルゴリズムなどが反応する動きが中心で、動きを抑えられない今の相場は、地合いの弱さを示しているとの声も聞かれた。朝方は前日の20年国債入札を通過したことで安心感から超長期債に買いが見られたが、これらも買い一巡後は売り戻された。

【メモ】
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 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

 

JGBトレーディングフロア(2025年3月12日)

債券相場は下落。ドイツや米国の長期金利が上昇したほか、日銀による追加利上げへの警戒感から売りが優勢だった。この日の20年債入札の結果は無難となり、20年債利回りは低下に転じた。
来週18~19日で行われる日銀金融政策決定会合では政策変更はないとみるも、総裁会見において次の5月会合での利上げの可能性を示すのではないかとの警戒感が相場の重しになっているようだ。
20年入札については、年度末を控える中でここ元の金利上昇による水準感から最低限の手当てをしておこうとする需要があったとの見方。

【メモ】
☆20年債入札(191回、CPN2.0%)落札結果
最低落札価格96円00銭(2.294%)、平均落札価格96円20銭(2.278%)、応札倍率3.46倍(前回3.06倍)、(事前予想価格96円10銭)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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JGBトレーディングフロア(2025年3月11日)

債券は大幅上昇。景気悪化への懸念で米長期金利が急低下した流れを引き継ぎ、買いが優勢となった。
GDP改定値が下方修正されたことも相場の支えになった。もっとも、この日の日銀国債買入れオペでは、いずれの年限の応札倍率も前回から上昇し需給の緩みが示されるなど、動きの中心はディーリングベースのようで、投資家の動きは乏しい。また、超長期債は、明日に20年債入札を控えているほか、財政懸念がくすぶり相対的に弱い動きだった。

【メモ】
☆日銀買入オペ1年以下1500億円、1-3年3000億円、5-10年3250億円、25年超750億円。応札倍率は、それぞれ2.83、3.25、2.66倍。


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JGBトレーディングフロア(2025年3月10日)

債券相場は下落。朝方発表された1月の毎月勤労統計を受けて日銀の利上げ観測が強まり、売りが優勢だった。
所定内給与の伸び率は、一般労働者(パートタイム除く)が前年同月比3.1%増と前月から加速し、比較可能な1994年1月以降で最高となった。またこの日の5年債入札が弱めの結果となったことも売り圧力となった。
入札は最低落札価格が99円67銭と予想(99円73銭)を下回り、応札倍率は3.17倍と2022年6月以来の低水準となった。海外金利動向が不安定化しており、年度末に向けて、積極的な売買を控えている可能性を指摘する声も聞かれた。

【メモ】
☆5年債入札(177回、CPN1.1%)落札結果
最低落札価格99円67銭(1.172%)、平均落札価格99円74銭(1.157%)、応札倍率3.17倍(前回3.52倍)、(事前予想価格99円73銭)


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JGBトレーディングフロア(2025年3月7日)

債券相場は超長期債や長期債が下落。長期金利指標となる新発10年債利回りは一時16年ぶりの高水準を更新した(1.530%)。
春闘での高水準の賃上げ要求を受け日銀の追加利上げ観測が強まり、売りが優勢だった。
また、超長期債は欧米金利急騰の流れに加え、イールドカーブのフラット化を狙ったポジションの解消の売りも出ているとの声も聞かれた。一方、先物や2年債など中期債の一部は、昨日の大幅下落で値ごろ感から買い戻しが入ったようだ。相場が不安定化し、本格的な買いは期待しにくいが、水準的な魅力から一部投資家の買いが入ったとの見方。

【メモ】
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