債券相場は下落。国内長期金利が前日に約2カ月半ぶりの水準まで急低下したことで、来週の10年債入札に対する警戒感から売りが優勢となった。特に前日の動きが上下に激しかったこともあり、水準感を見極めたい様子。また今晩行われる討論会ではパウエルFRB議長の発言を控えており、ここもと、FRB理事や関係者の発言から来年の利下げを織り込む動きとなっていることからも、その注目度は高いようだ。
【メモ】
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債券相場は下落。国内長期金利が前日に約2カ月半ぶりの水準まで急低下したことで、来週の10年債入札に対する警戒感から売りが優勢となった。特に前日の動きが上下に激しかったこともあり、水準感を見極めたい様子。また今晩行われる討論会ではパウエルFRB議長の発言を控えており、ここもと、FRB理事や関係者の発言から来年の利下げを織り込む動きとなっていることからも、その注目度は高いようだ。
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債券相場は超長期債が下落。米国市場で利下げ期待から長期金利が一段と低下した流れを引き継ぎ朝方は上昇したが、急ピッチの金利低下が警戒され売りが優勢になった。
この日行われた2年債入札も金利低下が敬遠され応札倍率が2009年以来の低水準になるなど弱めの結果となった。加えて、夕方の日銀の12月の国債買い入れ予定の公表を控えて、国債買入れ額の減額を警戒した動きもあったようだが、発表された内容は、回数、オファー額ともに前月と同じだった。
【メモ】
☆2年債入札(455回、CPN0.005%)落札結果
最低落札価格99円90銭5厘(0.052%)、平均落札価格99円91銭7厘(0.046%)、応札倍率2.91倍(前回3.04倍)、(事前予想価格99円91銭)
債券相場は大幅上昇。長期金利は一時9月上旬以来2カ月半ぶりの水準に低下した(0.675%)。ウォラーFRB理事のハト派発言を受けて米国長短金利が低下したことや、この日、日銀が定例の国債買入れオペのオファー額を据え置いたことを受けて買いが膨らんだ。
日銀安達審議委員が金融経済懇談会(愛媛県)で、ややハト派的な発言をしたことも支援材料になったようだ。先物12月限は、22日に付けた高値146円43銭を上回り中心限月に移行後の高値を更新した。
【メモ】
☆日銀買入オペ3-5年4500億円、5-10年5250億円、10-25年2000億円、物価連動債600億円。応札倍率は、2.69、1.94、1.36、4.82倍。
債券相場は長期債が上昇。米長期金利が住宅関連統計の低迷を受けて低下した流れを引き継いだ。一方、この日の40年国債入札が弱めの結果となり超長期債は売り優勢の展開。明日の日銀による定例の国債買入れオペで残存10-25年の減額が警戒され、相場の重しになったとの見方も聞かれた。
【メモ】
☆40年債入札(16回、CPN1.3%)落札結果
応募者利回り(募入最高利回り)1.810%、発行価格85円70銭、応札倍率2.21倍(前回2.95倍)。
(事前予想利回り1.800%)
債券相場は超長期債が下落。明日28日に40年債入札を控える中、22日の日銀の国債買入れオペで超長期ゾーンの減額が行われたことで、29日の定例オペに対する警戒感が売り圧力となったようだ。また米長期金利が時間外取引で4.5%まで上昇したことも相場の上値を重くした。一方、中長期債は小幅な動き。月末に向けたインデックス買いなど良好な需給関係への期待感が下支えとなっているとの見方。
【メモ】
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