マザーズ市場デイリーレポート(2016年9月5日)

20160905

本日のマザーズ指数は19.15ポイント上昇し、930.19ポイントで一日の取引を終えました。上昇銘柄数は143(64%)、下落銘柄数は71(32%)、変わらずは10(4%)、マザーズ市場の騰落レシオ(25日)は90.9、売買代金は976億円と前日比で302億円増加し、8月16日以来の水準となりました。

 

指数上昇寄与度上位銘柄はそーせいグループ(4565)、CYBERDYNE(7779)、メディネット(2370)、指数下落寄与度上位銘柄はエナリス(6079)、TOKYO BASE(3415)、ライフネット生命保険(7157)となりました。

CYBERDYNEは2日の取引終了後、大同生命保険と業務提携し、ロボット治療機器「HAL医療用下肢タイプ」を用いた特定の疾病治療に対する新たな保険商品の開発を目指すと発表し、これが好感されました。メディネットは昼休みに、米国で進めていたHSP105抗原ペプチドに関する権利化が成立したことを発表し、後場から上昇しました。

 

経済指標

7月の実質賃金総額(前年比)は+2.0%と増加し、前月分も+1.8%から+2.0%に上方修正されました。インフレ率の低下懸念のある日本ですが、賃金は増加しており、インフレ率を支える要因になる好材料としてとらえられます。

前週末発表された8月の米国雇用統計の非農業部門雇用者数は、15.1万人と予想を若干下回る内容となりました。この値を受けての9月のFOMCにおける利上げの有無の議論は、依然として見方が分かれています。

 

マザーズ先物概況

マザーズ先物は前日比+20ポイントの925ポイントで取引を終えました。出来高は276枚、昨日時点の建玉は3,352枚となっています。

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