JGBトレーディングフロア(2019年1月4日)

(17:30)
昨年末からの米国長期金利の大幅低下の流れを受けて、本年最初の債券相場は大幅上昇した。
10年債利回りは一時-0.005%と2016年11月以来の水準まで低下。先物も昨年12月19日につけた高値152円84銭を上回り、一時152円99銭と2016年7月以来の水準まで上昇した。

長期金利は、国内外の株安などによるリスク回避の動きと需給ひっ迫によって足元で一気にマイナス圏に沈んだことで、この動きを日銀がどの程度の容認するのか警戒する向きもあるが、一方で株安や円高、原油安が続けば、物価動向や景気の先行き不透明感から追加緩和を求める声も強まり、日銀は金利低下を容認せざるを得ないとの見方も。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは5-10年4300億円(金額は据置き)。応札倍率は、2.37倍

【今週のスケジュール】

1/7 日銀買いオペ(1-5年,10年超)
【米】ISM非製造業景況指数(12月) / アトランタ連銀総裁講演 /【中】米中次官級貿易協議
1/8 10年債入札
【米】家電見本市(CES)開催 / 貿易収支(11月)
1/9 日銀買いオペ(5-10年) / 安倍首相、オランダ・英国訪問
【米】各連銀総裁講演(アトランタ,シカゴ,ボストン) / FOMC議事要旨(12/18~19分) /【英】議会、EU離脱案審議再開 /【独】貿易収支
1/10 30年債入札 / 日銀支店長会議(黒田総裁挨拶,地域経済報告)
【米】パウエルFRB議長他各連銀総裁講演(リッチモンド,セントルイス,シカゴ) /【中】12月CPI,PPI
1/11 国際収支(11月) / ゴーン前日産会長拘留期限
【米】CPI



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