JGBトレーディングフロア(2018年12月14日)

(17:30)
債券相場は上昇が続いた。海外市場の流れを引き継いで買いが先行し、日銀は長期ゾーンの国債買い入れオペを200億円減額したものの、堅調な需給を示すオペ結果を受けて、午後に金利低下に拍車が掛かった。夕方の先物夜間取引でも欧米長期金利の低下に連れて一段高、2016年10月以来の152円16銭を付けている(17:15)

☆本日の日銀買入オペは5-10年4300億円/10-25年2000億円/25年超500憶円(金額は5-10年200憶円減額、そのほかは据置き)。応札倍率は、2.18倍/1.82倍/2.29倍。
☆複数の日銀当局者は長期金利について、7月に決定した0%を挟んで変動幅を上下に拡大した操作方針の下で、マイナスになっても問題ないとみており、金利が内外のファンダメンタルズに沿って変動する限り静観する構え。ただ、金利が急速に変動したり、下限を下回るリスクがあると判断すれば対応するという。(Bloomberg記事)

【来週の予定】

12/17 日銀買いオペ(1-5年)/ 日産の取締役会
【米】NY連銀製造業景況指数(12月)/【欧】ユーロ圏CPI(11月改定値)
12/18  20年債入札 / 防衛大綱、中期防を閣議決定予定
【米】FOMC(~19日)
12/19 日銀買いオペ(5-10年)/ 日銀金融政策決定会合(~20日) / ソフトバンク東証1部上場
【米】パウエルFRB議長会見 / 経常収支(7~9月)
12/20 黒田日銀総裁会見
【欧】BOE金融政策会合
12/21 流動性供給入札 / 19年度予算案、18年度2次補正予算閣議決定 / 全国CPI
【米】GDP (7-9月確定値) / 米暫定予算の期限 /【欧】ユーロ圏CPI(12月速報値)


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