(08:30)
本日の30年債入札は引き気味か。
「国債購入の修正」と日経新聞が報じるなど、引き続き、9月の総括的検証以降の日銀スタンスがどうなるか不明。とはいえ、金利水準的には、4月月末の日銀会合への追加期待でフラットニング進み、会合直前に弾けた時のレベル(0.42%)にあり、足元での調整は済んでる感もある。
(10:00)
30年既発債で0.43%の出合いあり。入札軟調ならば0.47%までの金利上昇もありえそう。この場合、同レベルの金利上昇となれば10年債は0%近辺、JGB先物=150.60(+オーバーシュート)までの下落に。
(13:00)
30年入札は好調な結果に終わった。
平均落札価格 96.71円 0.4240%
最低落札価格 96.50円 0.4320%
テール21銭 応札倍率.3.07倍。
http://www.mof.go.jp/jgbs/auction/calendar/nyusatsu/resul20160809.htm
(18:00)
30年入札は順調に通過したが、超長期ゾーンに底打ち感まだ見られない。金融政策に対する見極めがつくまで停滞続けば、中・長期ゾーンの戻り(利回り低下)も限られるか。
テクニカル的には、朝方の売りで76.4%押しの150.92円がサポートになり、後場反騰後の押し目でも23.6%押しの151.49円がサポートに。
今のところ、8月2日安値の150.66円から3日の戻り高値151.75円のフィボナッチリトレースメントが働いている模様。