東証マザーズ指数は前日比＋18.86ポイントの939.26ポイントとなり、2日連続で上昇した。上昇に寄与したのはそーせい（4565）、ミクシィ（2121）、ナノキャリア（4571）、下落に寄与した銘柄はUMNファーマ（4585）、GNIグループ（2160）、ジャパン・インベストメント・アドバイザー（7172）となった。

ナノキャリアは拡散医薬のデイバリーに適用可能なキャリアに関する物質特許出願について、欧州特許庁から特別査定を受けたと発表し前日比＋69円の962円に上昇した。UMNファーマは先週金曜日発表した決算が嫌気され前日比－71円の1319円と売られた。

直近IPO銘柄の動向もマザーズ指数の上昇の影響から、堅調だった。

マザーズ指数先物は前日比＋23ポイントの930ポイントで取引を終えた。出来高は684枚、建玉は3,008枚となっている。現物指数とのかい離は再び１桁マイナスまで縮小した。マザーズ指数先物の上場来の高値は、19日寄付の945ポイントとなっている。そのレベルを超えると、売りヘッジに先物を売った向きは全て損失を被ることになるため、買い戻しが目立つようになる可能性もあり、注目される。

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