円安で堅調な展開に(2017年7月11日)



株式市場概況
 ドル円で1ドル=114円中盤まで円安ドル高が進行したことから日本株も堅調に推移し、TOPIXは前日比+0.72%の1627ポイント、日経平均株価は+0.57%の20,195円となりました。
 セクター別では値上がりが29、値下がりが3、上昇率上位は空運、情報・通信、電気機器となり、下落率上位は電気ガス、その他金融、水産農林となりました。下落率上位のパフォーマンスは‐0.06%~‐0.03%と非常に小幅な下げとなりました。
 スタイルインデックスではマザーズ、TOPIXスモール、ミッド400と中小型株が強く、昨日に引き続きREITが値下がりとなりました。

 個別では、昨日、東芝の東証2部指定替えと共に、日経平均株価に採用されることが発表されたセイコーエプソン(6724・前日比+95円・終値2,660円)が買われました。その他、警視庁がパチンコの出玉の上限を制限する府泳法施行規制の改革案をまとめたとの報道に、パチンコ、パチスロ関連銘柄が売られました。

マザーズ市場概況
 マザーズ指数は前日比10.88ポイントの1185.77ポイントと上昇して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は141(59.7%)、下落銘柄数は86(36.4%)、変わらずは9(3.8%)、売買代金は前日比32億円の1303億円と前日比で増加しました。
上昇寄与度上位銘柄はリミックスポイント(3825、前日比300、終値1,440)、メディネット(2370、前日比50、終値185)、アンジェス(4563、前日比33、終値725)、下落寄与度上位銘柄はそーせいグループ(4565、前日比-140、終値12,110)、ドリコム(3793、前日比-91、終値2,295)、ビリングシステム(3623、前日比-520、終値8,110)となりました。売買代金上位銘柄はリミックスポイント、インフォテリア(3853、前日比-23、終値1,417)、ASJ(2351、前日比-180、終値3,165)でした。
マザーズ先物は前日比9ポイントの1168ポイントで一日の取引を終えました。出来高は227枚でした。



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