東証マザーズ指数は反発し、前日比+24.29ポイント(+2.52%)の987.18ポイントで取引を終えた。上昇寄与度上位はそーせい(4565)、CYBERDYNE(7779)、ミクシィ(2121)、下落寄与度上位はじげん(3679)、アンジェスMG(4563)、ナノキャリア(4571)となった。東証マザーズ指数全体での上昇銘柄数は185、下落銘柄数は33銘柄、変わらずは6銘柄となった。
前週末発表された6月の米国雇用統計の非農業部門雇用者数が、28.7万人増と予想の17.5万人増を上回ったことから米国株が上昇したことが好感され、本日の日本株は全体的に強く、大型株の指数であるTOPIX100は3.92%と大きく上昇した。
それに引き換え、マザーズ指数の上昇率が小さかったのは、今週末に上場するLINEの公募価格が仮条件の上限である3,300円に決定したことが影響している。LINEをIPOで手に入れたい投資家は多く、その分、個人が保有している小型株は、その資金をねん出するために換金売りが行われる対象となりやすい。しかし、LINEの上場がそつなくこなされれば、その後は小型株の上値は軽くなるケースも考えられる局面となっている。
直近上場銘柄も、LINE上場の条件決定や、21日に上場するインソース(6200・マザーズ上場・公募価格は仮条件上限の520円)、デュアルタップ(3469・ジャスダックスタンダード・公募価格は仮条件上限の1,110円)も価格が決定されたことから、弱含む銘柄が多くなった。
引け後、2016年1月期第2四半期決算を発表したアクトコール(6064)は、売上が前期比+26.6%、利益はプラスに転じた。その他、トランスジェニック(2342)が、本酸化ストレス可視化マウスに関する特許について、日本国特許庁から特許査定を受けたことを発表した。
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