JGBトレーディングフロア(2025年8月19日)

債券相場は下落。引き続き財政拡張リスクや日銀の利上げ観測も重しになった。この日行われた20年債入札は応札倍率が3.09倍と過去12カ月平均3.24倍を下回ったほか、最低落札価格が市場予想を下回った。
結果はさほど悪くなかったようだが順調な入札が期待されていた分、反動となり結果発表後に先物9月物が前日比35銭安の137円46銭まで下げ幅を拡大する場面もあった。直近の10年債や30年債入札でも入札後に売られるなど、地合いの悪さが表れていると指摘する声も見られた。
この日、注目の自民党の総裁選挙管理委員会の初会合が行われたが、総裁選について具体的な内容は見られず影響はなかったものの、引き続き自民党内から首相交代を求める声も根強く、政局の不透明感も地合いに影響しているとの見方。

【メモ】
☆20年債入札(193回、CPN2.5%)落札結果
最低落札価格98円80銭(2.591%)、平均落札価格98円93銭(2.581%)、応札倍率3.09倍(前回3.15倍)、(事前予想価格98円85銭)


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