JGBトレーディングフロア(2025年2月12日)

債券相場は下落。パウエルFRB議長が議会証言で利下げを急がない考えを示したことで米長期金利の上昇したことに加え、日銀の追加利上げ観測が売り圧力を強めた。この日の10年物価連動国債入札は弱めの結果になったが、相場への影響は限られた。

市場が想定する日銀利上げの到達点を示すOISフォワード金利2年先1年物金利は1%を超えており、利上げ到達点がこれまでの市場コンセンサスだった1%を上回るかもしれないとの警戒感が強まっているとの見方。

14日に新発債の入札が予定されている5年債利回りは約16年ぶりとなる1.00%を付け、10年債利回りも節目の1.3%を早々に上抜けしたことから、押し目買いが入りづらくなっているようだ。

【メモ】
☆10年物価動債入札(29回、CPN0.005%)落札結果
発行価格102円55銭、募入最高利回り-0.269%、応札倍率2.76倍(前回3.54倍)、(事前予想価格103円10銭)


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