債券相場は中期債が下落。朝方発表の11月の東京都区部の消費者物価指数(CPI)が生鮮食品を除くコアベースで市場予想を上回り、日銀の利上げ期待が高まり、売りが優勢、その影響もあってこの日の2年債入札も低調に終わった。
ただ超長期債には年限長期化や足元での調整による値頃感から投資家の買いが入り、連れる形で長期債や先物は、取引終盤にかけて持ち直した。市場の金融政策見通しを反映するオーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)は12月利上げの可能性を約6割、来年1月までの可能性を約8割織り込みが進んでいる。
【メモ】
☆2年債入札(467回、CPN0.6%)落札結果
最低落札価格100円02銭2厘(0.589%)、平均落札価格100円03銭4厘(0.582%)、応札倍率3.63倍(前回4.87倍)、(事前予想価格100円02銭5厘)
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