株式市場概況
本日のTOPIX指数は前日比+8.09ポイント(+0.52%)と上昇し、1550.4ポイントで一日の取引を終えました。ドル円が116円を挟んで静かに推移したことから、株価は終日堅調でした。セクター別ではトランプ氏の会見を前に、トランプ関連である鉄鋼、非鉄金属、銀行が強く、水産・農林、不動産、食料品が弱くなりました。スタイルインデックスではバリューや大型が強く、小型が下げました。
個別では、東芝(6502、前日比+12.5円、終値301.1円)が上昇。主要取引銀行が前日の金融機関対象の説明会で、2月末まで融資を継続する方針を表明したことが好感されました。ABCマート(2670、前日比‐310円、終値6,600円)は前日発表した決算が物足りないものだったから下げました。キャンドゥ(2698、前日比‐26円、終値1,735円)は前日発表した月次売上高が、既存直営店で‐2.4%だったことで安くなりました。
引け後のイオンの決算発表(8267、決算期2月、第3四半期)は、営業収益が前年同期比+1.1%、営業利益が+5.6%となり、ました。進捗は若干予想を下回りますが、それほどネガティブなインパクトはないでしょう。キューピーは(2809、決算期11月、本決算)、今期見通しは売上高が前期比+2.3%、営業利益が+10.7%、当期利益が5.3%、配当が34.5円→36円と好調な内容。足元、株価は伸び悩んでいるため、好感されるかもしれません。コメダホールディングス(3543、決算期2月、第3四半期)は売上収益が前期比+11.2%、営業利益が+6.9%、包括利益が+10.8%と、進捗は予想を上回るものとなりました。
今晩はトランプ氏の初会見が行われます。
マザーズ市場概況
マザーズ指数は前日比-11.47ポイントの975.39ポイントと下落して一日の取引を終えました。マザーズ市場の上昇銘柄数は71(32.6%)、下落銘柄数は136(62.4%)、変わらずは11(5.0%)、騰落レシオ(25日)は103.11、売買代金は前日比-64億円の909億円となりました。
下落寄与度上位銘柄はそーせいグループ(4565、前日比-330円、終値13410円)、UMNファーマ(4585、前日比-300円、終値724円)、CYBERDYNE(7779、前日比-22円、終値1701円)となり、上昇寄与度上位銘柄はミクシィ(2121、前日比25円、終値4455円)、フィンテック グローバル(8789、前日比8円、終値128円)、TOKYO BASE(3415、前日比269円、終値2690円)、売買代金上位はマイネット(3928、前日比-285円、終値3345円)、そーせいグループ、メタップス(6172、前日比-335円、終値3885円)となりました。
マザーズ先物は前日比-11ポイントの971.5ポイントで一日の取引を終えました。出来高は265枚でした。
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