JGBトレーディングフロア(2024年3月5日)

債券相場は上昇。朝方発表の2月の東京都区部CPIの伸び率が、日銀が目標とする2%を超え、事前予想も上回ったことで売りが先行したが、警戒されていたこの日の10年債入札を無難に通過したことで買い安心感が広がった。それでも、3/18-19で行われる日銀政策決定会合での政策修正観測が意識され、長期金利の0.6%台や先物の146円50銭台では買いの勢いも限られたようだ。

【メモ】
☆10年債入札(373回リオープン、CPN0.6%)落札結果
最低落札価格98円88銭(0.772%)、平均落札価格98円92銭(0.718%)、応札倍率3.24倍(前回3.65倍)、(事前予想価格98円88銭)
☆2月東京都区部総合CPI前年同月比+2.6%(前月+1.6%)、コアCPI 前年同月比+2.5%(前月+1.6%)。
昨年2月分から価格に反映された政府の電気・ガス価格激変緩和対策事業による押し下げ効果が剥落。


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