債券相場は長期金利が低下。18日の金融政策決定会合で政策運営方針が据え置かれたことを受けて、大幅高となった流れを引き継ぎ、中長期債を中心に買いが優勢、長期金利指標である新発10年債利回りは、日銀の許容上限の0.5%を下回る水準で取引された。先物も、前日の欧米金利の低下が下支えとなり、許容上限の拡大を行った前回決定会合以降の高値となった。ただ高値圏での買いの勢いは限定的のようで、YCCの修正を見込んだ売りが再燃するとの見方が上値を抑える形となった。
【メモ】
☆20年債入札(183回,CPN1.4%)落札結果
最低落札価格100円90銭(1.342%)、平均落札価格100円92銭(1.341%)、応札倍率3.36倍(前回2.90倍)。(事前予想価格100円70銭)
☆国債買入(固定利回り方式,367~369回0.50%) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式 358回0.50%) 落札金額0億円。