JGBトレーディングフロア(2023年1月11日)

債券相場では、長期金利の指標となる新発10年国債を除いて下落。10年債は日銀YCCの許容変動幅の上限0.5%で取引された。追加の政策修正観測が重石となり売り圧力が掛かったが、この日の30年国債入札が順調となったことと、午後に通知された日銀の臨時の国債買い入れオペがややサプライズとなり下げ幅を縮めた。
東京CPIの結果を受けたミニショック安的な動きは、日銀オペが下支えとなり、とりあえず一巡したとの見方。

【メモ】
☆30年債入札(77回,CPN1.6%)落札結果
最低落札価格98円90銭(1.654%)、平均落札価格99円00銭(1.649%)、応札倍率3.10倍(前回3.00倍)。(事前予想価格98円90銭)
☆日銀買入オペ 1-3年5000億円、3-5年1000億円、3-5年1000億円(臨時)、5-10年3000億円、10-25年2000億円、25年超500億円。応札倍率は、それぞれ2.88、2.51、5.61、2.26、2.99倍。
☆国債買入(固定利回り方式,367~369回0.50%) 落札金額4680億円 / 国債買入(固定利回り方式,357、358回0.50%) 落札金額0億円


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です