債券相場は、長期金利の指標であたる新発10年国債利回りが低下した。この日、日銀は10年国債(363回~365回債)の無制限買い入れである指し値オペを約3年半ぶりに実施したことで買いが優勢だった。
その指値は、日銀イールドカーブコントロール下での上限金利とされる0.25%で、実勢水準と離れていたために落札はなかった。もっとも、日銀が今後、指値の水準を切り下げてくるとの見方は少なく、海外金利の先高観が続く間は長期金利の低下幅は限られるとの見方。また、超長期債は指値オペによる効果が期待できず利回りは上昇した。


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