株式市場概況
TOPIXは前日の米国株が堅調だったことを受け、前日比+9.71ポイント(+0.71%)の1377.32ポイントで取引を終えました。本日上場したJR九州(9142)の初値は3,100円と、公募価格の2,600円を上回りましたが、その後は積極的な買いは見られず、終値は公募価格比+390円の2,990円となりました(安値2,908円)。出来高は9,025万株と、公募株数1.6億株の半分以上の商いがありました。東証1部の騰落レシオは146.6と高水準となっています。
セクター別では上昇が26、下落が7となりました。上昇率が大きかったのはその他製品、輸送用機器、その他金融、下落率が大きかったのは鉱業、鉄鋼、海運でした。
日本電産(6594)は昨日の決算発表で、厳しい環境にもかかわらず上方修正を発表したことが好感され、前日比567円高の9,867円で引けました。IHI(7013)は通期見通し下方修正と8年ぶりの無配転落を発表したことが嫌気され、前日比-29円の273円となりました。同じく下方修正を発表したJSR(4185)は前日比-83円の1,578円で一日の取引を終えました。
マザーズ市場概況
マザーズ指数は前日比-13.22ポイントの936.43ポイントと5日連続で下落しました。上昇銘柄数は51(24%)、下落銘柄数は159(74%)、変わらずは6(3%)、騰落レシオ(25日)は101.1、売買代金概算は前日比-160億円の697億円となりました。本日上場のJR九州に個人投資家の注目が集まり、マザーズ市場の出来高は低水準に留まりました。
指数の下落をけん引したのはそーせい(4565、前日比-340円、終値16,230円)、CYBERDYNE(7779、前日比16円、終値1,588円)、グノシー(6047、前日比-106円、終値1,329円)、指数を下げ渋らせたのはミクシィ(2121、前日比+50円、終値3,760円)、エナリス(6079、前日比29円、終値826円)、ジグソー(3914、前日比120円、終値6,640円)、売買代金上位はメタップス(6172、前日比-198円、終値2,423円)、そーせい、アカツキ(3932、前日比+16円、終値2,640円)でした。
主要マザーズ企業決算発表予定
マザーズ指数寄与度トップ10銘柄の決算発表日は以下のようになっています。
マザーズ指数先物
マザーズ指数先物は前日比-13.5ポイントの932ポイントで一日の取引を終えました。出来高は302枚、前日時点の建玉は3,698枚です。
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