日経平均株価は17,000円の大台乗せて取引終了。しかしマザーズ指数は弱く反落(2016年10月11日)

20161011

マザーズ市場概況

マザーズ指数は前日比-2.71ポイントの948.76ポイントで一日の取引を終えました。上昇銘柄数は95(44%)、下落銘柄数は110(51%)、変わらずは12(6%)、騰落レシオ(25日)は103.9、売買代金概算は前日比168億円減少の854億円となりました。

下落寄与度上位銘柄はオンコセラピー・サイエンス(4564、前日比-24円、終値276円)、そーせい(4565、前日比-160、終値17,230円)、ブランジスタ(6176、前日比-437、終値2,377円)、上昇寄与度上位銘柄はCYBERDYNE(7779、前日比+25円、終値1,619円)、ミクシィ(2121、前日比+35円、終値3,675円)、ストリーム(3071、前日比+70円、終値305円)、売買代金上位はブランジスタ、そーせい、ストリームでした。

ストリームはスマホ向けゲームアプリ「三国ブレイズ」の事前登録が開始された5日から、値動きが激しくなっていたが、本日もそれを材料に大幅に上昇した。「三国ブレイズ」は中国をはじめ全世界で6,000万人が遊んだスマホ向けゲームで、業績への期待が高まっています。

マザーズ先物概況

マザーズ先物は前日比+1ポイントの944ポイントで一日の取引を終えました。出来高は155枚、前日時点の建玉は3,614枚となっています。

株式市場概況

TOPIX指数は前日比+5.74ポイント(+0.42%)の1356.35ポイントと、米国株の上昇や円安ドル高の動きを受け、小幅に上昇しました。日経平均株価は心理的節目である17,000円を突破し、20日移動平均線が200日移動平均線をもう少しで上抜けそうなチャートになっています。今年は年始より弱い展開が続いてきましたが、そろそろ上抜けの雰囲気も感じられるようになってきました。

個別ではマグネシウム電池関連銘柄への物色が見られました。連休中の日経新聞にリチウムイオン電池の代替にマグネシウムが実用化のメドが付いたとの報道があり、藤倉ゴム(5121)、倉元(5216)などが物色されました。足元、サムソンのスマートフォンのリチウムイオン電池が発火する問題が出ており、安価で小型に作れるマグネシウム電池は絶好の物色材料となりました。

経済指標では9月の景気ウォッチャー調査が発表されました。現状DIは台風の影響から44.8(前月45.6)と悪化しましたが、先行きDIは48.5(前月47.4)と回復傾向が継続しました。

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