ウィークリーレポート(2020年12月18日)

12月第3週の株式市場は、日経平均+0.42%、NYダウ+0.44%、ユーロストックス50+1.72%と小幅な上昇となりました。今週は、ロンドン市場で銅相場がトン当たり8000ドルに上昇と、FOMC通過後にドル安/コモディティ高の動きが強く出ました。今年は新型コロナ感染拡大防止のため経済活動が抑制される一方、各国巨額の財政出動+金融緩和で株価は上昇となりました。新型コロナワクチンの承認も相次いでおり、来年は経済活動の本格的な回復が期待できそうです。

2008年リーマンショック後の各アセットの騰落率を比較すると2020年は株価の回復が先行しており、景気回復をいち早く織り込んだことが伺えます。一方、在庫保管の関係上先回りして買いこみにくいコモディティは株価に比べて相対的に出遅れています。ワクチン後の経済再活動ではwithコロナ銘柄よりも、コモディティ関連の上昇が期待できるのではないでしょうか。

今年も残り8営業日、欧米ではクリスマスシーズンという事もあり、市場は例年通り閑散となりそうですが、小型株は年末に強いアノマリーもあり、東証マザーズ指数では12/22から大納会まで過去10年で9勝1敗となっていますので、年末まで短期トレードをという場合にはマザーズ先物や【2516】マザーズETFなどいかがでしょうか。


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