三連休、米雇用統計を前に利食い先行の動きに(2016年10月7日)

20161007

マザーズ市場概況

マザーズ指数は、前日比-9.78ポイントの951.47ポイントと、3連休と米国の雇用統計を前にして反落しました。上昇銘柄数は63(20%)、下落銘柄数は142(65%)、変わらずは12(6%)、騰落レシオ(25日)は104.9、売買代金概算は前日比‐198億円の1,022億円となりました。

下落寄与度上位銘柄はCYBERDYNE(7779、前日比-51円、終値1,594円)、そーせい(4565、前日比-310円、終値17,390円)、ジグソー(3914、前日比-220円、終値6,780えん)、上昇寄与度上位銘柄はエニグモ(3665、前日比+63円、終値2,029円)、ドリコム(3793、前日比+128円、終値1,313円)、ナノキャリア(4571、前日比+16円、終値1,018円)、売買代金上位はブランジスタ(6176、前日比-286円、終値2,814円)、FRONTEO(2158、前日比-10円、終値954円)、そーせいとなりました。

CYBERDYNEは空売り投資家シトロンリサーチが再び調査レポートを出し、会社側はレポートに対する見解を出しましたが株価は弱含みました。ブランジスタはモバイルゲームの新企画を本日まで7日連続で上昇していましたが、連休を前に利食い先行の展開となりました。

今週のマザーズ市場概況

マザーズ指数は前週比では+0.35%と小動きでした。ノーベル生理学・医学賞が東京工業大学栄誉教授の大隅良典さんに贈られることが発表され、バイオ関連銘柄が物色される場面がありましたが、物色は長く続かず、一時的に物色された銘柄群も上げを消す展開となりました。

マザーズ先物概況

マザーズ先物は前日比-11ポイントの943ポイントで一日の取引を終えました。出来高は169枚、前日時点の建玉は3,592枚となっています。

株式市場概況

TOPIXは前日比-3.32ポイント(-0.25%)の1350.61ポイントで一日の取引を終えました。3連休と米国の雇用統計発表を前にして前日に引き続き、利食い売りが優勢の動きとなりました。下落率が大きかったのは小売業でした。昨日決算発表とH2Oリテイリングとの業務資本提携を発表したセブンアイグループの下落幅が大きかったほか、一昨日に上期損益が赤字に転落したことを発表したイオングループが本日も売られたことがセクター全体の下落につながりました。上昇が大きかったのは海運ですが、本日引け後、日本郵船(9101)が減損損失および契約損失引当金の計上で1,950億円の特別損失の計上を発表しており、次週の動向が注目されます。

 

 

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