米国利上げ懸念から為替が円安ドル高となり、日系企業の収益への不安が和らぎ上昇(2016年10月5日)

20161005

マザーズ市場概況

東証マザーズ指数は前日比+4.42ポイントの960.44ポイントで取引を終えました。上昇銘柄数は122(56%)、下落銘柄数は81(37%)、変わらずが16(7%)、騰落レシオ(25日)は110.8、売買代金概算は前日比48億円増加の1,098億円となりました。

指数の上昇をけん引したのはCYBERDYNE(7779、前日比+31円、終値1,633円)、ジグソー(3914、前日比440円、終値7,180円)、ブランジスタ(6176、前日比+500円、終値2,918円)、下落寄与銘柄はそーせい(4565、前日比-190円、終値17,490円)、ナノキャリア(4571、前日比-63円、終値1,037円)、エナリス(6079、前日比-44円、終値848円)、売買代金上位はブランジスタ、そーせい、FRONTEO(2158、前日比-9円、終値857円)となりました。

ブランジスタはモバイルゲーム神の手の新規格を好感し6日連続高で、本日はストップ高となりました。

マザーズ先物概況

マザーズ先物は前日比+8ポイントの951.5ポイントで取引を終えました。出来高は126枚、前日時点の建玉は3,434枚となりました。

株式市場概況

TOPIXは前日比+7.6ポイント(+0.57%)の1347.81ポイントと200日移動平均線を上回って引けました。米国で利上げ観測が再び高まり、金利上昇からドル高の展開となり、日本企業の業績懸念が和らぎ、上値を買う動きが見られました。

セクター別では損保ジャパンの米大手保険会社買収や米国金利の上昇により今後の収益増加が期待される保険が上昇率トップとなりました。その他円安を好感しゴム、輸送用機器、その他製品の上昇が大きくなりました。下落は東レの業績下振れ報道から繊維、そのほか、水産・農林、食料品、建設など内需関連の下落が大きくなりました。本日は米国でADP雇用統計があり、注目されます。

 

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