JGBトレーディングフロア(2019年12月20日)

債券相場は下落。10年債利回りは9カ月ぶりにプラス圏に上昇、先物も直近につけた安値151.86(12/10)を下回った。スウェーデン中央銀行の政策金利引き上げなどを受けて、欧州金利の先高警戒感が強まったことや、またこの日の流動性供給入札が弱めの結果となったことも売り圧力が強まった。特に中期債などマイナス圏での買い需要が海外勢を中心に少なくなっているとの見方。

【メモ】
☆流動性供給入札結果(5年超~15.5年以下)
最大利回り格差+0.018%、平均利回り格差+0.013%。応札倍率は2.54倍(前回2.37倍)。

【来週のスケジュール】
12/23 日中首脳会談(北京) / 全産業活動指数 (10月) / 景気先行,一致指数 (10月) /【米】耐久財受注 (11月)

12/24 2年債入札 / 日銀金融政策決定会合議事要旨(10月30,31日分) /日中韓首脳会談(成都)【米】欧米市場、短縮取引や休場(クリスマス)

12/25 日銀買いオペ(5-10年,10年超) /【米】【欧】休場(クリスマス)

12/26  国内予定黒田総裁講演(経団連審議員会) /  当面の長期国債等の買い入れの運営について  /住宅着工戸数 (11月) /【欧】 欧州市場休場

12/27 日銀金融政策決定会合における主な意見(12月18,19日分) / 失業率 (11月) / 東京CP (12月) / 鉱工業生産 (11月) / 小売売上高 (11月) /【欧】ECB経済報告


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