マザーズ市場概況
マザーズ指数は前日比+12.67ポイント上昇の968.72ポイントで取引を終えました。マザーズ指数先物上昇後、抵抗帯となっていた960ポイントを上抜け、今後の一段の上昇が期待されます。上昇銘柄数は128(58%)、下落銘柄数は82(37%)、変わらずは12(5%)、マザーズ市場の騰落レシオは102.1、売買代金概算は887億円と前日比で74億円増加しました。
指数寄与度上昇銘柄はそーせい(4565)、ジーエヌアイ(2160)、カイオム(4583),
下落寄与度上位銘柄はCYBERDYNE(7779)、シリコンスタジオ(3907)、ジグソー(3914)、売買代金上位はそーせい、アクセルマーク(3624)、ジーエヌアイとなりました。
ジーエヌアイは昨日引け後、線維症治療薬アイスーリュイが中国国家食品薬品監督総局から、第三相臨床試験から開始できるとの承認を得たと発表したことから、前日比45円高の216円で取引を終えました。
アクセルマークはスマホゲーム「ワクサガ」が350万ダウンロードとなり、引け直前まで前日比でプラスとなっており4日連続上昇が目前に迫っていましたが、週末の利食い売りに押され前日比30円安の1570円となりました。
マザーズ先物概況
本日は9月限のSQとなりました。初のSQは波乱もなく通過し、SQ値は前日比4ポイント高の956.95ポイントとなりました。12月限の先物は前日比13.5ポイント高い、949.5ポイントで取引を終えました。しかし、現物指数から求められる理論価格からは17.5ポインほど下方乖離しています。
これは今週採り上げていたスプレッドが弱かったことが影響していると思われます。今回のSQ前のスプレッドの変動に関しては「マザーズ指数先物初の限月交代の動き」を参照ください。
本日正午頃に、安倍首相と黒田日銀総裁の会合が行われました。何か新たなことに言及されるかと、市場では黒田総裁の会見に注目が集まりましたが、いつも通り目新しいことはありませんでした。記事によると内外の経済金融情勢についての意見交換が行われたようです。
黒田日銀総裁:総括的検証の実施を説明、外債購入触れず-首相との会談(ブルームバーグ)
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