ウィークリーレポート(2019年3月29日)

3月最終週は日経平均▲1.95%、NYダウ+1.67%と対照的な結果となりました。

配当落ちや期末要因なども考えられますが、ユーロストック50+1.39%、上海総合▲0.43%と並べると、東アジア圏の株が売られたようです。日中の経済に大きな影響を与えている米中貿易摩擦ですが、週半ば4/3には、劉鶴副首相が訪米予定となっており米中貿易協議が好ましい方向へ進展していると期待できます。

月初4/1の前引け頃に新元号が発表されます。新しい元号が何になるのか非常に気になりますが、株価・経済の先行きを占う上では、同日の朝方発表される日銀短観が重要です。年明けから急速に悪化している経済指標を受けて、どのセクターが先行きを悲観し、また、どのセクターがいち早く見通しの改善がなされているか、注目です

新年度という事もあり、4月の海外投資家買いアノマリーを期待する向きもありますが、4月最初の営業日は8年連続陰線となっており、新年度初日は張り切らずに慎重なトレードが必要です。


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