債券相場は横ばい。この日の20年債入札は、ここもとの超長期債水準が相対的に割安だったこともあり順調な結果となったが、その後の市場への影響は限られた。引き続き7月の日銀会合で買い入れ減額と利上げが決まることへの警戒感が重しになっていることもあるが、今晩の米国CPI結果を見極めたいとする向きが取引を手控えているようだ。米パウエルFRB議長の議会証言から9月の利下げ観測が高まっており、インフレ鈍化が見られれば米金利の低下基調が強まることが予想され、それから動いても遅くはないだろうとの声も聞かれた。
【メモ】
☆20年債入札(189回、CPN1.9%)落札結果
最低落札価格99円75銭(1.917%)、平均落札価格99円80銭(1.913%)、
応札倍率3.80倍(前回3.27倍)、(事前予想価格99円60銭)


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