JGBトレーディングフロア(2024年4月4日)

債券相場は下落。長期金利指標となる新発10年国債利回りは約2週間ぶりの水準(0.775%)に上昇した。米長期金利が時間外取引で上昇したほか、投資家による新年度入りで期初の利益確定の売りを出したとの声も聞かれた。一方でこの日の30年国債入札は無難な結果となったことから、午後は下げ渋る動きも見られた。

【メモ】
☆30年債入札(82回、CPN1.8%)落札結果
最低落札価格99円70銭(1.815%)、平均落札価格99円83銭(1.808%)、
応札倍率3.47倍(前回2.93倍)、(事前予想価格99円75銭)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2024年4月3日)

債券相場は小幅高。市場で減額観測が出ていたこの日の日銀国債買い入れオペが据え置かれたため、買いが優勢となった。ただ買戻しやポジション調整が中心とみられ、その動きは限定的。新年度に入って国債の市中発行額の減少もある中、YCCの撤廃後の国債買い入れなどの調節方針については日銀の出方を探っている状況であり、この先も減額への懸念が残りそうな印象。

【メモ】
☆日銀買入オペ1年以下1500億円、1-3年3750億円、3-5年4250億円、10-25年1500億円。
応札倍率は、1.53、2.10、2.06、2.26倍。


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JGBトレーディングフロア(2024年4月2日)

債券相場は超長期債が下落。米国利下げ観測の後退による長期金利の上昇基調が時間外取引でも続いたことや、明日の国債買い入れオペの減額観測などが売り圧力となった。この日行われた10年債入札は順調な結果となり、午後から買いが優勢となる時間もあったが長くは続かなかった。

【メモ】
☆10年債入札(374回、CPN0.8%)落札結果
最低落札価格100円41銭(0.755%)、平均落札価格100円43銭(0.753%)、
応札倍率3.80倍(前回3.24倍)、(事前予想価格100円37銭)


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JGBトレーディングフロア(2024年4月1日)

債券相場は下落。この日発表の3月調査の日銀短観を受けて追加利上げ観測が高まり売りが先行した。翌日に10年国債入札を控えていることや3日の国債買い入れオペの減額観測もくすぶり、またこの日の日経で、海外勢が引き続きスワップ市場を通じて追加利上げを見込む取引を行っている事が報じられたことも相場の重しになったようだ。

【メモ】
日経記事~海外勢、追加利上げ催促「通貨防衛」見越し債券売り~


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ウィークリーレポート(2024年3月29日)

3月最終週の株式市場は、日経平均▲1.27%と反落、NYダウは+0.84%の小幅上昇、ユーロストックス50は+1.04%と10週続伸となりました。

前週取り上げた為替レートは、34年ぶり安値となる151円97銭をつけましたが、152円を突破する前に、神田財務次官、鈴木財務大臣からの円安けん制発言が相次ぎ、為替介入警戒感から足踏み状態となりました。介入警戒にもかかわらず、大きく円高に振れなかったあたりに、ドル買い/円売り需要の強さがうかがえ、引き続き急激な円安については注意が必要な状況と考えます。

(Bloomberg)円が対ドルで一時34年ぶり安値、介入警戒し財務相発言後は下げ幅縮小
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-03-26/SAZ3ELT1UM0W00

株式市場では、年度末最終週こそ反落したものの、年初からの騰勢で日経平均株価は第一四半期に20.56%の大幅上昇となりました。1970年代以降のデータでは、四半期での上昇率としては6位になります。ちなみに10位内のうち6回は第1四半期がランクインしており、1-3月は意外と株高となりやすい季節性があるようです。
週明けからは新年度という事で、投資家動向の変化が気になりますが、第一四半期の上昇率でランクインした6回のケースの比較チャートを見ると、2012年を除いて4月以降も上昇しており、アノマリーでは新年度も引き続き強気の目線でよさそうです。
比較チャートからは4月は40000円~42500円のレンジが想定され、トレードとしては、P40500の売りや同行使価格帯のカバードコールがよさそうです。


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