JGBトレーディングフロア(2023年12月6日)

債券相場は上昇。 米長期金利が、JOLTS10月求人件数の予想を下回る減少により、利下げ期待の高まりから低下した流れを受けて買いが先行した。その後、明日の30年債入札を控える中、超長期債の低い金利水準に対する警戒感が上値を抑え、高値圏でのもみ合いとなった。この日、氷見野日銀副総裁が、大分での金融経済懇談会で金融政策正常化(出口戦略)の影響に言及したことが、一部で金融引き締めの地ならし的な意味合いと捉える向きもあったようだが、相場への影響は限定的だった。

【メモ】
☆氷見野日銀副総裁講演
最近の金融経済情勢と金融政策運営 ── 大分県金融経済懇談会における挨拶 ──


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2023年12月5日)

債券相場は上昇。前日の米長期金利は大きく上昇したものの、取引終盤から時間外取引にあたるアジア時間で再び低下基調となったことや、朝方発表された11月東京都区部コアCPIが、前月から伸びが縮小したことも買いにつながった。この日行われた10年債入札が弱めの結果となり、売りが強まる場面もあったが、押し目を待つ投資家の需要に支えられ影響は限定的だった。

【メモ】
☆10年債入札(372回、CPN0.8%)落札結果
最低落札価格100円85銭(0.707%)、平均落札価格100円94銭(0.697%)、応札倍率2.82倍(前回3.62倍)、(事前予想価格100円90銭)


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JGBトレーディングフロア(2023年12月4日)

債券相場は上昇。米長期金利の大幅低下を受けて買いが先行したが、その後、この日の日銀国債買入れオペでオファー額の減額が警戒され、徐々に上げ幅を縮める展開。実際10時過ぎの通知で、残存期間が10年超25年以下の超長期ゾーンが減額されたが、オペ結果は無難な結果となり、その後は小幅なレンジでのもみ合いとなった。また明日に10年債入札を控える中、やや低めの利回り水準ゆえ結果を見極めたいとして手控えムードも強まったようだ。

【メモ】
☆日銀買入オペ1-3年3750億円、3-5年4500億円、10-25年1500億円(500億円減額)、25年超750億円。応札倍率は、2.63、2.16、1.73、1.85倍。


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ウィークリーレポート(2023年12月1日)

11月最終週の株式市場は、日経平均株価は▲0.58%の小幅反落、NYダウ+2.42%、ユーロストックス50+1.06%は5週連続の続伸となりました。米国10年債利回りは▲27bp下落し4.19%と低下した一方で、NASDAQ総合指数は+0.38%と金利低下に比べて小幅な上昇にとどまりました。

12/1にアトランタで行われたパウエル議長の講演では、「十分に景気抑制的なスタンスを達成したと確信を持って結論づける、あるいは金融緩和の時期について臆測するのは時期尚早だ」と、早期の利下げを期待する市場を牽制するものでしたが、「かなり景気抑制的な領域に入っている」との言及を重視し、米国債利回りは急低下、ドル円為替レートは146円台まで円高ドル安が進みました。急激な円高の結果、NYダウは294ドルの上昇となった一方、CME日経先物は▲70円安と前日NY取引終了時間から反落となりました。

さて、このまま米国金利安&円高を前提にすると、日本株の上値は重たくなると予想されますが、12月の季節性としては前半は弱含み、下旬から強くなるという掉尾の一振りが伝統的なアノマリーです。
直近では2013年、2014年がそのパターンでした。いずれも11月に大幅高した年であり、今年も同様に11月に2628円高となっているため、月前半は個人投資家の売りが出やすい状況で、久しぶりにアノマリー通りの展開が期待できそうです。引き続き年内は強気のままで、下落するようならプット売り戦略など良いかもしれません。


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JGBトレーディングフロア(2023年12月1日)

債券相場は下落。国内長期金利が前日に約2カ月半ぶりの水準まで急低下したことで、来週の10年債入札に対する警戒感から売りが優勢となった。特に前日の動きが上下に激しかったこともあり、水準感を見極めたい様子。また今晩行われる討論会ではパウエルFRB議長の発言を控えており、ここもと、FRB理事や関係者の発言から来年の利下げを織り込む動きとなっていることからも、その注目度は高いようだ。

【メモ】
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