JGBトレーディングフロア(2023年6月12日)

債券相場は上昇。日米欧での金融政策イベントを控え様子見ムードが強い中、日銀金融政策決定会合では現行の金融緩和策の継続を決める公算が大きいとの報道もあり、やや買いが優勢だった。先物は、9月限に限月交代し、価格水準が下がったことも、下支えとなったようだ。

【メモ】
☆国債買入(固定利回り方式,368~370回0.50%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,359回0.50%)落札金額0億円。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2023年6月9日)

債券相場は上昇。米国の失業保険申請件数が予想以上に増加し、長期金利が低下した流れを引き継いだ。ただ高く始まった後は、全般的に小動き。来週に日米欧での金融政策会合を控え、基本的に様子見姿勢が強いようだ。先物は9月限の建玉が6月限を上回りロールの動きは峠を越え、夕方の夜間取引から中心限月が9月限に移行した。

【メモ】
☆日銀買入オペ(定例)1-3年4250億円、3-5年4500億円、5-10年5750億円、25年超1000億円。応札倍率は、それぞれ3.07、2.14、2.68、2.70倍。
☆国債買入(固定利回り方式,368~370回0.50%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,359回0.50%)落札金額0億円。

【来週のスケジュール】
6/12
<国内予定>
国内企業物価指数(5月) / 工作機械受注(5月)
<海外予定>
【米国】バイデン米大統領,NATO事務総長と会談(ホワイトハウス) / 米3年債,10年債入札 / 米財政収支(5月)
【欧州】*****
【その他】中国経済全体のファイナンス規模,新規融資,マネーサプライ
<海外決算>
オラクル

6/13
<国内予定>
流動性供給入札(残存期間15.5年超39年未満) 法人企業景気予測調査 /営業毎旬報告(6月10日現在)
<海外予定>
【米国】米FOMC(14日まで) / 米CPI(5月) / 米財務長官証言(下院金融委員会) / 米30年債入札
【欧州】英中銀総裁証言(上院委員会) / OPEC月報 / 独5年債入札 / イタリア3年,7年債入札 / 独CPI(5月) / 独ZEW期待指数(6月) / 英ILO失業率(2-4月)
【その他】*****

6/14
<国内予定>
トヨタ自動車の定時株主総会(愛知県豊田市)
<海外予定>
【米国】米FOMC声明発表,FRB議長記者会見と経済予測 / 米PPI(5月)
【欧州】独10年債入札 / ユーロ圏鉱工業生産(4月) / 英鉱工業生産(4月)
【その他】*****

6/15
<国内予定>国庫短期証券(3カ月)入札 / 日銀国債買いオペ(1-3年,5-10年, 10-25年,残存25年超) / 貿易収支(5月) / コア機械受注(4月) / 第3次産業活動指数(4月)
<海外予定>
【米国】小売売上高(5月) / 輸入物価指数(5月) / 企業在庫(4月) / 対米証券投資(4月) / ニューヨーク連銀製造業景況指数(6月) / フィラデルフィア連銀製造業景況指数(6月) / 鉱工業生産(5月)
【欧州】ECB政策金利発表,総裁記者会見 / ユーロ圏財務相会合(ユーログループ) / NATO国防相理事会(ブリュッセル)
【その他】中国,中期貸出制度(MLF)1年物金利 / 中国工業生産・小売売上高(5月)中国 / 新築住宅価格(5月) / 豪雇用統計(5月)

6/16
<国内予定>
日銀金融政策決定会合,植田総裁会見
<海外予定>
【米国】米ミシガン大学消費者マインド指数(6月)
【欧州】ユーロ圏CPI(5月) / EU財務相理事会
【その他】*****


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

ウィークリーレポート(2023年6月9日)

6月第2週は日経平均株価が9週続伸となる+2.35%、NYダウ+0.34%と上昇、ユーロストックス50は▲0.78%の3週続落になりました。

週明けには日米欧の中央銀行による金融政策の発表があります。
5月のFOMC以降の動きを見ると、S&P500は5%超の上昇となっており、「最後の利上げは買い」の過去のパターン通りの動きとなっています。またセクター別の動きを見ても、NVIDIAの好決算という要因があったものの、IT・半導体関連セクターが好調という点でも、やはり、「最後の利上げは買い」のパターンを踏襲しています。
足元の米国経済は、ISM製造業景況感指数など先行指数であるソフト指標では悪化が見られるものの、前週の非農業部門雇用者数など遅行指数は依然として強い数値という景気のはざまにあり、今回の6月FOMCでは利上げ見送りがコンセンサスながらも、一部では7月に再度利上げを予想する向きもあります。
6月FOMCではパウエル議長の会見で7月FOMCの手がかりが得られるか注目です。
S&P500ミニの投機筋建玉は依然として売りに傾いているもの前週から8万枚の減少となっており、6/16のSQに向けてショートスクイーズとなるかもしれません。

日本市場では、週末に日銀政策決定会合を迎えますが、” 日銀は6月会合でYCC軸とした大規模緩和維持の公算大きい”とのリーク報道もあり、また、植田総裁がかつて問題と発言していたETFについても、”ETFを持ち続けることもひとつの選択肢”と国会での発言があり、波乱なく通過すると予想されます。
日経平均株価は33年ぶりの高値更新ということで一時32708円の高値をつけましたが、その後、利益確定とみられる売りに押され、31420円まで下落しました。しかしながら、日経平均の下落した6/7、6/8の先物手口では国内大手証券の売り越しが目立ち、一方で、米系証券は買い越していたことから、これまで株価の上昇を牽引してきた海外投資家の買いはまだまだ止まっていないとみられます。
引き続き、株価の目線は上のままとし、週明けは、FOMC・日銀政策決定会合通過によるボラティリティ低下を狙ってプット売りがよさそうです。


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JGBトレーディングフロア(2023年6月8日)

債券相場は下落。カナダ銀行の予想外の政策金利引き上げで米国の金融引き締め継続の見方が強まり、米国債が下落した流れを受けて売りが先行した。この日の流動性供給入札も軟調な結果となり相場の上値を抑えた。先物は、6月-9月の限月間スプレッドが再び拡がった。ショートロールの動きから9月限への売り圧力が相対的に強まったようだ。

【メモ】
☆流動性供給入札(383回、残存期間5年超15.5年以下)落札結果
募入最大利回り較差 +0.003%、募入平均利回り較差+0.002%、応札倍率3.10(前回3.72倍)。


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JGBトレーディングフロア(2023年6月7日)

債券相場は上昇した。米長期金利低下を受けて買い先行で始まるも、その後は小幅のもみあいに終始した。昨日に続き超長期ゾーンは底堅い需要が下支えとなった。来週の日米欧の金融政策の発表を控え、様子見ムードも強まってきている。先物は6月限の最終日に向けたスプレッド取引で価格差の縮小傾向が継続、一時68銭まで縮まる場面も見られた。

【メモ】
☆国債買入(固定利回り方式,368~370回0.50%)落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,359回0.50%)落札金額0億円。


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