JGBトレーディングフロア(2023年1月24日)

債券市場は下落。先物は日銀による政策据え置き後の買い戻しの流れに一服感が出て7営業ぶりに反落した。一方、この日行われた流動性供給入札は国債の品薄感から一定の需要が集まり無難に通過したことで相場の下支えにつながった。

【メモ】
☆国債買入(固定利回り方式,367~369回0.50%) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式 358回0.50%) 落札金額0億円☆流動性供給入札(374回、残存期間1年超5年以下)落札結果募入最大利回り較差 -0.001%、募入平均利回り較差-0.004%、応札倍率4.15倍(前回5.39倍)。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2023年1月23日)

債券市場は、前日に続き、先物が大幅上昇し、新発10年債利回りも0.375%まで低下した。ダボス会議に出席する日銀黒田総裁が現行の金融緩和策を継続する姿勢をあらためて示し、国債全般に買い戻しの流れが続いた。注目の5年物の共通担保資金供給オペは、1兆円がオファーされ、相応の応札と落札レートが金利低下を後押しした。

【メモ】☆国債買入(固定利回り方式,367~369回0.50%) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式 358回0.50%) 落札金額0億円☆共通担保資金供給(5年物,1兆円)案分落札レート0.110%、平均落札レート0.145%、応札倍率は3.13倍。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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JGBトレーディングフロア(2023年1月20日)

債券相場は上昇。先物を中心に買いが優勢だった。日銀の定例の国債買い入れでは、応札倍率が低下し、売り需要の減少が示されたほか、またチーペスト銘柄の品不足で裁定取引も十分に機能していないとの見方。新発10年国債369回債の利回りは、前日比0.5bspの低下に留まるも、償還が3か月短い368回債や半年短い367回債は、軒並み5bps超の低下が見られ、流動性の低下が露呈しているようだ。

【メモ】
☆日銀買入オペ 1-3年5000億円、3-5年5750億円、5-10年5750億円、25年超2000億円。(定例)応札倍率は、それぞれ1.43、1.89、2.24、1.86倍。☆国債買入(固定利回り方式,367~369回0.50%) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式 358回0.50%) 落札金額0億円。

【来週のスケジュール】
1/23
<国内予定>
通常国会召集(岸田首相の施政方針演説) / 日銀金融政策決定会合議事要旨(12月19-20日分) / 日銀主要銀行貸出動向アンケ-ト調査(1月)
<海外予定>
【米国】米景気先行指標総合指数(12月)
【欧州】ECB総裁講演 / EU外相理事会 / ユ-ロ圏消費者信頼感指数(1月)
【その他】中国市場休場(春節),30日取引再開

1/24
<国内予定>
財務省流動性供給入札(残存期間1年超5年以下) / じぶん銀行PMI(1月) / 営業毎旬報告(1月20日現在) / 日銀基調的なインフレ率を捕捉するための指標 / 全国百貨店売上高(12月) / 東京地区百貨店売上高(12月)
<国内決算>
日電産(6594)
<海外予定>
【米国】S&Pグロ-バル米製造業・サ-ビス業・総合PMI(1月) / 米アカデミ-賞ノミネ-ト発表
【欧州】S&Pグロ-バル・ユ-ロ圏製造業・サ-ビス業・総合PMI(1月)
【その他】*****
<海外決算>
GE / ロッキ-ド / ベライゾン / マイクロソフト

1/25
<国内予定>
日銀国債買い入れオペ(1-3年,3-5年, 5-10年,10-25年) / 半導体の部品や材料の開発・実装展「ネプコンジャパン」開幕(東京ビッグサイト) / 景気動向指数(11月) / 月例経済報告(1月)
<海外予定>
【米国】*****
【欧州】ドイツ15,20年債入札 / 独IFO企業景況感指数(1月)
【その他】豪CPI(4Q)
<海外決算>
AT&T / ボ-イング / IBM / テスラ

1/26
<国内予定>
40年利付国債入札 / 日銀金融政策決定会合における主な意見(1月17-18日分) / 企業向けサービス価格指数(12月) / 首都圏新築分譲マンション(12月) / 工作機械受注(12月)<国内決算>信越化(4063) / 小糸製(7276)
<海外予定>
【米国】耐久財受注(12月) / 米GDP(4Q) / 卸売在庫(12月) / 新築住宅販売件数(12月)
【欧州】*****
【その他】韓国GDP(4Q)<海外決算>ボルボ / アメリカン航空グル-プ / ブラックスト-ン / インテル

1/27
<国内予定>
国庫短期証券(3カ月)入札 /東京CPI(1月)
<国内決算>
ファナック(6954) / 信金中央金庫(8421)
<海外予定>
【米国】個人支出(12月) / 個人所得(12月) / ミシガン大学消費者マインド指数(1月) / 中古住宅販売成約指数(12月)
【欧州】ユ-ロ圏マネ-サプライ(12月)
【その他】*****
<海外決算>
アメックス


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ウィークリーレポート(2023年1月20日)

1月第3週は、日経平均は+1.66%と続伸、一方、欧米市場はNYダウ▲2.70%、ユーロストックス50▲0.74%と反落となりました。

1/18の日銀政策決定会合は、前週挙げパターンでは「点検自体がただの観測報道であって実在しない」ケースとなり、政策変更の可能性を織り込んでいた向きのアンワインドにより、ドル円為替レートは前日127円99銭から一時131円58銭までの急激な円安となり、株式市場では日経平均が652円の大幅高、債券市場では10年債利回りが0.36%まで低下となりました。ただし、翌日には為替レートは再び128円を割れこむ時もあり、今回の会合および次回、黒田総裁最後の会合での政策変更はなくとも、足元の日本のCPIの強さを踏まえると、来年度4月以降の新総裁による政策修正期待は依然として残っていると思われます。

ニューヨーク市場は下落となりましたが、騰落レシオ(Breadth Indicator)で過熱気味だったことからも、いったんテクニカルな休憩といった側面が強いと思わます。日銀の会合が通過したため、やや間が空きますが、次は2/2のFOMCが市場の焦点となりそうです。マーケットでは一時、3月会合での利上げ据え置きまで意識し始めており、アップサイドへ意欲が強いように見えます。
政策金利の変更とFOMCの発表が一致するようになった1990年代以降で、ターミナルレート到達後の金利据え置きのタイミング前後でのNYダウの動きを見ると、FOMCのひと月前から上昇傾向となっていることからも、ひとまず年央高値に向けた上目線を意識したいです。
また、テクニカル的にも、S&P500は200日線と2019年高値からの下落トレンド線をブレイクするかという瀬戸際にあり、持ち合い離れならば、ひとまずついていくのが吉となるのではないでしょうか。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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JGBトレーディングフロア(2023年1月19日)

債券相場は長期金利が低下。18日の金融政策決定会合で政策運営方針が据え置かれたことを受けて、大幅高となった流れを引き継ぎ、中長期債を中心に買いが優勢、長期金利指標である新発10年債利回りは、日銀の許容上限の0.5%を下回る水準で取引された。先物も、前日の欧米金利の低下が下支えとなり、許容上限の拡大を行った前回決定会合以降の高値となった。ただ高値圏での買いの勢いは限定的のようで、YCCの修正を見込んだ売りが再燃するとの見方が上値を抑える形となった。

【メモ】
☆20年債入札(183回,CPN1.4%)落札結果
最低落札価格100円90銭(1.342%)、平均落札価格100円92銭(1.341%)、応札倍率3.36倍(前回2.90倍)。(事前予想価格100円70銭)
☆国債買入(固定利回り方式,367~369回0.50%) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式 358回0.50%) 落札金額0億円。


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