JGBトレーディングフロア(2022年11月22日)

債券相場は超長期債や先物が弱く、中・長期債は横ばいで推移した。25日の40年国債入札を前に、30年や40年など長めの超長期債を中心に売り圧力がかかった。また、先物市場では明日の祝日を前に、米国では23日にFOMCの議事要旨(11月1,2日分)が発表されるため、これまで利上げペースの鈍化を織り込んで上昇してきた分、高インフレの持続を示す言及を警戒する向きもあったようだ。この日の流動性供給入札(残存期間1年超5年以下)は無難に通過した。

【メモ】
☆流動性供給入札(370回、残存期間1年超5年以下)落札結果
募入最大利回り較差 -0.003%、募入平均利回り較差-0.005%、応札倍率5.39倍(前回3.15倍)。
☆国債買入(固定利回り方式,366~368回) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,356回) 落札金額0億円。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2022年11月21日)

債券相場は超長期債が下落。今週25日の40年債入札に向けた警戒感もあり売りが優勢だった。一方、先物は小幅上昇。朝方は米国金利の上昇を受けて安く始まるも、日銀の定例の国債買いオペなどが下支えとなり終盤にかけて強含んだ。
先週からのレンジ149円75銭~23銭内でのもみ合いが続いており、方向感が出にくく需給中心の値動きとの見方。

☆日銀定例買入オペ1-3年4750億円、3-5年4750億円、5-10年5500億円、10-25年2500億円(定例オペ)。応札倍率は、それぞれ2.26、1.98、2.35、1.33倍。
☆国債買入(固定利回り方式,366~368回) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,356、357回) 落札金額0億円。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2022年11月18日)

債券相場は下落。米セントルイス連銀総裁が政策金利についてタカ派的見解を示したことで米長期金利が上昇し、国内債もその流れを引き継ぎ売りが優勢だった。また朝方発表された国内消費者物価が40ぶりの高い伸びとなったこと(コアCPIは前年同月比3.6%、1982年2月以来)が、金融政策の修正につながるとの連想から相場の重石になったとの見方もあったようだ。

☆国債買入(固定利回り方式,366~368回) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,356、357回) 落札金額0億円

【来週のスケジュール】
11/21
<国内予定>
日・サウジ・ビジョン2030ビジネスフォーラム / 日銀国債買いオペ(1-3,3-5,5-10,10-25年) / ブルームバーグ日本経済調査(11月) / 首都圏新築分譲マンション(10月)
<海外予定>
【米国】米2年債,5年債入札
【欧州】*****
【その他】中国1年・5年物ローンプライムレート(LPR) / FIFAサッカーW杯2022,カタール)

11/22
<国内予定>
流動性供給入札(残存期間1年超5年以下) / 営業毎旬報告(11月20日現在)
<海外予定>
【米国】米クリーブランド連銀総裁あいさつ(同連銀主催イベント) / 米セントルイス連銀総裁講演 / 7年債入札 /
【欧州】独5年債入札 / OECD経済見通し / ユーロ圏消費者信頼感指数(11月)
【その他】*****

11/23
<国内予定>
祝日(勤労感謝の日)
<海外予定>
【米国】米FOMC議事要旨(11月1,2日両日開催分) / 耐久財受注(10月) / 新築住宅販売件数(10月) / ミシガン大学消費者マインド指数(11月) / S&Pグローバル米製造業・総合・サービス業PMI(11月)
【欧州】独30年債入札 / S&Pグローバル・ユーロ圏製造業・総合・サービス業PMI(11月) / クレディ・スイス,臨時株主総会
【その他】*****

11/24
<国内予定>
auじぶん銀行日本PMI(11月) / 景気動向指数(9月) / 全国百貨店売上高(10月) / 東京地区百貨店売上高(10月) / 工作機械受注(10月) / 月例経済報告(11月)
<海外予定>
【米国】米株式・債券市場休場(感謝祭の祝日)
【欧州】ECB議事要旨(10月会合分) / イタリア2年債入札 / EU,運輸・通信・エネルギー相臨時理事会 / 独IFO企業景況感指数(11月)
【その他】*****

11/25
<国内予定>
国庫短期証券(3カ月)入札 / 40年利付国債入札 / 日銀CP買いオペ / 東京CPI(11月) / 企業向けサービス価格指数前年比(10月)
<海外予定>
【米国】米株式・債券市場,短縮取引(米感謝祭翌日の金曜日「ブラックフライデー」)
【欧州】EU外相理事会(貿易) / 独GDP(3Q)
【その他】*****


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

ウィークリーレポート(2022年11月18日)

11月第3週の株式市場は、日経平均▲1.29%、NYダウ▲0.01%と小幅反落、ユーロストックス50は7週連続の上昇となる+1.46%でした。FRBの利上げペーススローダウンへの期待から大幅上昇した前週の反動からか、ひとまず足踏み状態になりました。
木曜日にはセントルイス連銀のブラード総裁から、利上げ停止の議論はしていないと、マーケットの楽観にくぎを刺す発言がありましたが、影響は限定的となっており、下値の堅さをうかがわせました。
米国長期債はやや下落し利回りは+1bpの3.82%となりました。

日本市場の動向では、裁定残高が1930億円の売り越しと、引き続き売り超過で需給面は買い目線を支持しています。また、個別株のファクターではモメンタムがマイナスに大きく寄与しており、‘21年5月、’21年8月のレンジ相場内でのボトムを付けた局面と似ていることから、短期的には上昇に賭けるほうが分が良さそうです12月限C29000あたりが狙い目かもしれません。

上述のブラード総裁の発言がほぼほぼ無視されたように、マーケットではすでに来年5月に政策金利がピークを迎えるシナリオをメインに考えています。向こう半年ほどの期間では、毎月の米国CPIに一喜一憂する相場となりそうですが、ある程度米国のインフレが収まり、市場の期待通り5月にFRBが利上げを停止した場合の各種アセットの動きについて予習したいと思います。
まず、米国株式について、NYダウは過去5回の利上げ停止局面で、平均約15%上昇となっています。WTI原油先物は横ばいで、ドル円為替レートは初動として円高になるもののその後3か月ほど横ばいが続き、再び円安トレンドとなっています。
日経平均は上昇と下落のケースがはっきりと2極化しており、下落パターンとなったのは90年代の日本の金融危機時となっています。現在の日本の起因結城間の状況は90年代とは大きく異なることから、こちらも米国株と同様に上昇が期待されます。
ただし、FRBが利上げを停止し、その後利下げに転じる局面では、当然リセッションの兆候が出てきているわけですので、利上げ停止後の上昇局面は最後の逃げ場かもしれません。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2022年11月17日)

債券相場は超長期債を中心に上昇。前日の米長期金利低下の流れを引き継ぎ、この日の20年国債入札も無難に通過したことで買い優勢の展開だった。先物は、入札が水準的にやや警戒感された分、午前の取引は上値が抑えられたが、終盤にかけて持ち直した。日銀の指値オペ継続で長期債も横ばいが続きイールドカーブはフラット化した。

【メモ】
☆20年債入札(182回リオープン,CPN 1.1%)落札結果
最低落札価格101円00銭(1.039%)、平均落札価格101円16銭(1.029%)、応札倍率3.03倍(前回3.26倍)。
(事前予想価格101円00銭)
☆国債買入(固定利回り方式,366~368回) 落札金額0億円 / 国債買入(固定利回り方式,356、357回) 落札金額0億円


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会