JGBトレーディングフロア(2022年1月25日)

債券相場は先物が小幅上昇。この日の40年国債入札を無難に通過したことで買いが優勢になった。国内株式相場が大きく下げたことによるリスク回避の流れも相場を支えた。ただウクライナ情勢の緊迫化やFOMCを控えて先行き不透明感が強く、現場債の売買は手控えられた。

【メモ】
☆40年債入札(14回,CPN 0.7%)落札結果
発行価格97円97銭(0.760%)、案分比率39.9532%、応札倍率2.57倍(前回2.37倍)。(事前予想利回り0.760%)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2022年1月24日)

債券相場は下落。先週末の米長期金利は1.7%台前半に低下し、国内債もやや強く始まるも、あすの40年債入札を前に持ち高調整の売りが上値を押さえた。また米長期金利が時間外取引で上昇する場面では売りが優勢だった。
足元での資源高や食品などの生活必需品の相次ぐ値上げなどから、日銀の早期の出口政策に対する警戒感が燻っており、中期ゾーンはやや高止まりの印象。もっとも、26日のFOMCの結果を控え、その動きは限定的のようだ。

【今週のスケジュール】
1/24
<国内予定>
国庫短期証券(6カ月)入札 / 営業毎旬報告
<国内決算>
*****
<海外予定>
【米国】米2年債入札 / マークイット米製造業・総合・サービス業PMI(1月)
【欧州】マークイット・ユーロ圏製造業・サービス業・総合PMI(1月) / EU外相理事会 / イタリア議会,大統領選出投票開始
【その他】*****
<海外決算>
IBM

1/25
<国内予定>
40年利付国債入札 / 首都圏新築分譲マンショ(12月) / 全国百貨店売上高(12月) / 東京地区百貨店売上高(12月)
<国内決算>
オービック(4684) / ディスコ(6146)
<海外予定>
【米国】米FOMC(26日まで)/ 米5年債入札 / IMF世界経済見通し / FHFA住宅価格指数 (11月) / 主要20都市住宅価格指数(11月) / 米消費者信頼感指数(1月)
【欧州】独IFO企業景況感指数 (1月)
【その他】*****
<海外決算>
*****

1/26
<国内予定>
国債買い入れオペ(3-5,5-10年) / CP買い入れオペ / 日銀金融政策決定会合における主な意見(1月17・18日分) / 企業向けサービス価格指数(12月) / 景気動向指数(11月)
<国内決算>
サイバーA(4751) / ファナック(6954) / 日電産(6594)ほか
<海外予定>
【米国】米FOMC声明発表,パウエル議長記者会見 / 米卸売在庫(12月) / 米新築住宅販売件数(12月)
【欧州】ドイツ10年債入札 / 世界経済フォーラム(WEF)「世界競争力レポート」発表
【その他】*****
<海外決算>
テスラ / インテル / ボーイングほか

1/27
<国内予定>
2年利付国債入札 / 工作機械受注(12月)
<国内決算>
キヤノン(7751) / 信越化(4063) / NRI(4307) / アドテスト(6857) / 富士通(6702) / 日本取引所(8697) / 三井住友TH(8309) / 富士電(6504)
<海外予定>
【米国】米7年債入札 / GDP(4Q速報値) / 耐久財受注(12月) / 中古住宅販売成約指数(12月)
【欧州】*****
【その他】*****
<海外決算>
アップル / マクドナルド / マスターカード / ビザ ブラックストーン / ドイツ銀行 / サムスン電子ほか

1/28
<国内予定>
国庫短期証券(3カ月)入札 / 新型コロナ感染症対応の金融支援特別オペ / 日銀国債買い入れ日程(2月)/ 東京CPI(1月)
<国内決算>
大和証G(8601) / 東ガス(9531) / 中部電力(9502) / エプソン(6724) / 日本M&A(2127) / KDDI(9433) / オリランド(4661)
<海外予定>
【米国】米個人所得・支出(12月) /ミシガン大学消費者マインド指数(1月)
【欧州】ユーロ圏マネーサプライ(12月) / ユーロ圏景況感指数(1月) / ユーロ圏消費者信頼感指数(1月) / 独GDP(4Q)
【その他】
<海外決算>
シェブロン / ボルボ


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光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

ウィークリーレポート(2022年1月21日)

1月第3週の株式市場は、日経平均▲2.14%、NYダウ▲4.58%と続落、ナスダック総合指数は▲7.75%と20年3月以来の多なば下落となりました。
グロース株下落のトリガーとなった米国長期金利は木曜日に1.90%を付けた後反落、米国債については売り一服感があるものの株安はまだ止まらないままとなっています。

週明け水曜日(日本時間 1/27木曜日 04:00)にはFOMCが開催され、テーパリング終了後の利上げやQTの具体的なスケジュールが公表されるか関心が集まります。さて、VIX指数をみると金曜日の引け時点で28.85ptと昨年12月のピーク水準近くまで上昇しており、FOMC前に大きくボラティリティが上昇している場合は、FOMC発表前数日からフライングでVIXが下がりやすい以降(2021年3月、2021年12月パターン)がありますので、週明け相場ではひとまず短期的な反発となるのではないでしょうか。
また、グロース銘柄である半導体セクターのウェイトが高い台湾加権指数は、海外投資家の売りが出来高の17.78%に達し、売られ過ぎのシグナルとなっていることも、足元の状況が、陰の極みに近いことを示唆しています。
短期的なリバウンド狙いならば、ボラティリティ低下と株価の反発でプット売りに妙味がありそうです。

とはいえ、ナスダック総合指数の予想PERは足元の株価下落で27.99倍まで低下しているとは言え、コロナ禍以前の天井であった25倍はまだまだ上回っており、金融引き締めによるバリュエーションの正常化を考えるならば、短期のリバウンドはともかく中期的にはまだまだ調整が続くものと思われますのでリバウンド狙いのポジションはあくまで短期に徹するのがよさそうです。


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JGBトレーディングフロア(2022年1月21日)

債券相場は上昇。米長期金利が時間外取引で一段と低下したことを受けて、買いが優勢だった。流動性供給入札が無難に通過したことも支援材料になったほか、年初来の金利上昇により値ごろ感から買いが入ったとの声も出ていた。
ただ海外金利に対する先高観は根強く、来週の米FOMCを控えて、上値追いには慎重な様子。

☆流動性供給入札(350回、残存期間5年超15.5年以下)落札結果
最大利回較差 -0.017% 平均利回較差-0.020% 応札倍率3.52倍(前回3.50倍)。


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JGBトレーディングフロア(2022年1月20日)

債券相場は下落。昨日の米金利は、1.9%を付けてやや戻す動きとなったが、FOMCを来週に控え、金融政策と先行きについて、よりタカ派的な姿勢が示されることを警戒しているとの見方もあり、国内債も朝方の買い一巡後は上値を重くした。また来週の40年債入札に向けた水準調整の売りとの見方も出ていた。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは1-3年4500億円、3-5年4500億円、5-10年4250億円、変動利付債300億円。(金額は事前通知通り)。応札倍率はそれぞれ1.60、2.80、2.06、2.99倍。


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