JGBトレーディングフロア(2021年11月16日)

債券相場は下落。前日の米長期金利が上昇したことを受けて売りが優勢だった。この日の5年債入札は無難な結果だったが、相場を押し上げるには至らなかった。米国金利の先高観が再び強まりつつあることも上値の重さにつながった。

【メモ】
☆5年債入札(149回,CPN 0.005%)落札結果
最低落札価格100円39銭(-0.075%)、平均落札価格100円40銭(-0.077%)、応札倍率4.54倍(前回3.86倍)。(事前予想価格100円39銭)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2021年11月15日)

債券市場は、中長期債が上昇。前週末に政府の経済対策が財政支出ベースで40兆円超に膨らむ見通しと報じられ、先物が夜間取引で値を下げ、朝方はその水準にサヤ寄せする形で安く始まったが、国債増発懸念で、焦点が当たりがちな超長期債を除いては、米債の夜間取引が堅調だったこともあり巻き戻しの動きとなった。その結果、長期―超長期ゾーンでイールドカーブはスティープ化した。


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JGBトレーディングフロア(2021年11月12日)

債券相場は長期債を中心に下落。前日米債券市場が休場だったが、CPIの上振れによる先行きに対する警戒感が残り米債の時間外取引で金利上昇がみられたことで、国内債にも売り圧力が掛かった。
ただ、超長期債などでは下値での買い需要は続いているようで、この日の売り調整の域を出ず限定的だった。

11/15
<国内予定>
黒田日銀総裁,金融経済懇談会出席, 記者会見(名古屋市) / GDP(3Q) / 鉱工業生産(9月)<国内決算> マツキヨココカラ(3088) / リクルトH(6098) / MUFG(8306)
<海外予定>
【米国】米商務長官,アジア歴訪(15日日本,16-17日シンガポール,18日マレーシア) / 米USTR代表,日本など歴訪(15日日本,18日韓国,22日インド) / 米13F届け出期限 / ニューヨーク連銀製造業景況指数(11月)
【欧州】*****
【その他】北京証券取引所開業 / 中国小売売上高・工業生産・都市部固定資産投資(10月) /  アブダビ国際石油展示会・会議()
<海外決算>ADIPEC ウィーワーク

11/16
<国内予定>
5年利付国債入札 / 第3次産業活動指数(9月)<国内決算>なし
<海外予定>
【米国】米地区連銀(リッチモンド,カンザスシティー,アトランタ,ミネアポリス)総裁,人種差別関連イベント参加(オンライン) / サンフランシスコ連銀総裁講演 / フィラデルフィア連銀,年次フィンテック会議 / 輸入物価指数(10月) / 小売売上高(10月) / 鉱工業生産(10月) / 企業在庫(9月) / NAHB住宅市場指数(11月) / 米証券投資(9月)
【欧州】国際エネルギー機関(IEA)月報 / ユーロ圏GDP(3Q) / 英ILO失業率(7-9月)
【その他】ブルームバーグ・ニューエコノミー・フォーラム(シンガポール)<海外決算> ホーム・デポ / ウォルマート

11/17
<国内予定>
日銀国債買いオペ(1-3,5-10,25年超) / 貿易収支(10月) / 機械受注(9月)
<国内決算>なし
<海外予定>
【米国】ボウマンFRB理事講演(ダラス連銀主催円卓会議,オンライン) / ニューヨーク連銀主催米国債市場関連会議 / ロサンゼルス自動車ショーのプレスデー / 住宅着工件数(10月)
【欧州】ユーロ圏CPI(10月) / 英CPI(10月) / ECB金融安定報告(暫定日程)
【その他】*****
<海外決算>
百度 / エヌビディア / シスコシステムズ

11/18
<国内予定>20年利付国債入札 / 国庫短期証券(1年)入札 / 日銀社債買い入れオペ(3-5年) / 首都圏新築分譲マンション(10月)
<国内決算>なし
<海外予定>
【米国】米アトランタ連銀総裁講演(オンライン会議) / サンフランシスコ連銀総裁,連邦準備制度のイベント参加 / 米・カナダ・メキシコ首脳会議(ワシントン) / 米景気先行指標総合指数 (10月) / フィラデルフィア連銀製造業景況指数(11月)
【欧州】欧州新車販売台数(10月)
【その他】*****
<海外決算>
アリババ / アプライド / JDドットコム

11/19
<国内予定>
国庫短期証券(3カ月)入札 / 政府,経済対策取りまとめ / 全国CPI(10月)
<国内決算>
東京海上H(8766) / SOMPO(8630) / MS&AD(8725)<海外予定>
【米国】米ウォラーFRB理事講演 / FRB副議長講演(サンフランシスコ連銀のイベント)
【欧州】*****
【その他】*****
<海外決算>なし


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ウィークリーレポート(2021年11月12日)

11月の第2週の株式市場は、日経平均▲0.01%、NYダウ▲0.63%と小幅反落となりました。
11/10に発表された米国10月CPIは+6.2%と市場予想を上振れとなり、債券価格は下落、米国10年債利回りは前週比+11bpと急反発となりました。ただし物価連動債の方が下落幅は大きく実質金利は下落、米国株式市場は名目金利の上昇に対して比的堅調となっています。

ただし、11/19には米国市場のSQがあります。足元S&P500は最高値を更新しており、5~9月のSQ週と同様に、インザマネーのコールオプション処分売りとみられる季節的な売り局面が出てくるかもしれません。これまでと同様に小幅な下落での反発であるならば、下落局面ではボラティリティ売り(プット売り)が有効でしょう。

2013年のテーパリング開始時には、12月のFOMCでテーパリング決定後も株価は上昇、その後、翌年1月のFOMCで購入額減少幅の増加を嫌気して株価は調整という流れになりました。
今回は11月FOMCで会合毎に購入額を削減する方針が既にアナウンスされていますが、前述のとおり足元の物価上昇率は市場予想を上回っており、2013年と同様にテーパリング開始後2回目にあたる12月のFOMCにてタカ派なアクション/アナウンスがなされると、実質金利上昇/株安の調整局面となることも考えられます。


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JGBトレーディングフロア(2021年11月11日)

債券相場は下落。予想を上回る米CPIの伸びと低調だった米30年国債入札で米長期金利が大幅上昇し、国内債も全般に売り圧力が掛かった。
もっとも、補正予算策定での国債増発懸念は後退しており、超長期ゾーンを中心に下値では投資家の買いが控えているとの見方もあり、米金利の動きに比べて、この日の下げは限定的な印象。

【メモ】
☆流動性供給入札(345回、残存期間5年超15.5年以下)
最大利回り格差は+0.013%、平均利回格差は+0.011%、応札倍率3.18倍(前回3.95倍)


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