債券相場は下落。前日の欧米長期金利が上昇した流れを引き継ぎ、売りが優勢だった。目立った材料がない中、前日に続いて国内株の上昇が上値を重くした様子。明日の10年国債入札を巡っては、一定の需要が期待される中、足元で調整も進んだことから、波乱はないとの見方。
月別: 9月 2021
JGBトレーディングフロア(2021年8月31日)
債券相場は長期債が小幅下落。来月2日の10年債入札を前にした売りが優勢だった。午後からの国内株高も影響したようだ。一方、この日行われた2年債入札結果は順調だったが、相場を押し上げるには至らなかった。なお9月の日銀買入れオペ方針は、8月から変更なし。
【メモ】
☆2年債入札(428回,CPN 0.005%)落札結果
最低落札価格100円25銭5厘(-0.127%)、平均落札価格100円26銭9厘(-0.129%)、応札倍率4.50倍(前回4.19倍)。(事前予想価格100円26銭)