JGBトレーディングフロア(2020年1月24日)

債券相場は小幅安。新型肺炎の感染拡大懸念を背景とした過度のリスク回避が修正され、債券に売り圧力が掛かった。一方、この日に実施された流動性供給入札は無難な結果となり、相場への影響は限定された。

【今週のスケジュール】

1/27 【米】米新築住宅販売件数(12月) /【欧】独IFO企業景況感指数(1月) /【中】 中国市場休場(春節,30日まで) / 香港市場休場(春節,28日まで)

1/28 40年利付国債入札 / 企業向けサービス価格指数(12月) /【米】FOMC(29日まで) / 米議会予算局(CBO)経済・財政見通し / 耐久財受注(12月) / 消費者信頼感指数 (1月) / 企業決算(アップル,スターバックス,アドバンスト・マイクロ・デバイシズ他)

1/29 日銀金融政策決定会合における主な意見(1月20・21日分) / 日銀買いオペ(1-10年) / 消費者態度指数(1月) / 国内決算予定(アドテスト, オムロン,キヤノン,ファナック,LINE他) /【米】FOMC声明発表,パウエルFRB議長会見 / 卸売在庫(12月) / 企業決算(AT&T,GE, テスラ,フェイスブック,ボーイング,マイクロソフト他)

1/30 2年利付国債入札 / 日銀の雨宮副総裁講演(都内) / 国内決算予定(オリエンタルランド,ヤマトHD,三井住友H,任天堂,大日住薬,JR東日本,ANAHD,ドコモ他) /【米】GDP (4Q) / 企業決算(アマゾン,コカ・コーラ,ベライゾン他) /【欧】英中銀が政策金利発表,金融政策報告,カーニー総裁会見 / ユーロ圏 景況感指数(1月) / 独 失業率 (1月) / 独CPI(1月)

1/31 国庫短期証券(3カ月)入札 / 東京CPI(1月) / 小売売上高(前月比) (12月) / 百貨店・スーパー売上高(12月) / 建設工事受注 (12月) / 国内決算予定(みずほFG,エーザイ,コマツ,小野薬,JAL,日立KDDI, ZOZO他) /【米】個人所得,支出(12月) / ミシガン大学消費者マインド指数(1月) /海外決算予定(エクソンモービル,キャタピラー他) /【欧】英EU離脱期限(移行期間へ) / ユーロ圏 GDP(4Q) / ユーロ圏 CPI(1月) /【中】製造業, 非製造業PMI(1月)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

JGBトレーディングフロア(2020年1月23日)

債券相場は上昇。長期・超長期債利回りは約2週間ぶりの水準に低下した。新型ウイルスの感染拡大への警戒感から株安・円高が進み、リスク回避の買いが強まった。超長期ゾーンを中心に金利低下が大きくなり、利回り曲線はフラット化した。新発10年債利回りは前日比2bps低いマイナス0.025%と、8日以来の低水準。


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JGBトレーディングフロア(2020年1月22日)

債券相場は小幅下落。中国発の新型ウイルス感染を巡る問題で中国当局が現状説明をしたことを受けて、リスク回避の動きがやや後退したとの見方。この日に実施された流動性供給入札は無難な結果となった。地銀、信金、農林系など 国内投資家の12 月の長期国債の買い越しが今年度最大の規模(12月の公社債店頭売買高統計)となり、プラス利回りでの需要が確認され下値も限定されたようだ。


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JGBトレーディングフロア(2020年1月21日)

債券相場は上昇。国内やアジア株式相場の下落、円高進行などリスク回避の流れを受けて超長期債を中心に買いが入った。10年債利回りが約2週間ぶりの水準-0.010%に低下し、先物も株価急落の場面では水準を切り上げ、一時152円19銭まで上昇した。日銀政策決定会合は、事前の予想通り、現状維持が伝えられ、相場への影響は限られた。

【メモ】
☆黒田総裁会見要旨;
・海外経済の下振れリスクについて(米中通商交渉、英国EU離脱が進展する一方で、米中交渉の第2段階合意に向けた道筋の不透明性や中東情勢を巡る地政学的リスクについて)「ひと頃よりも幾分低下したとはいえ、依然大きいと考えている」
・「いろいろ残っているので、やはり緩和方向を意識した政策が当分続くと思う」
・(長短金利操作付き量的・質的緩和の枠組みによる政策運営方針の維持について)「長い目でみた為替レートの安定にも資するだろうということで金融政策を運営している」
・「長期化の場合、政策の副作用に留意が必要だが、現時点では政策の効果がコストを上回っている」
・(2019~21年度の実質経済成長率見通しを全て上方修正した一方で、物価見通しは全ての年度で小幅下方修正したことについて)「振れの範囲内。物価の基調が変わったとはみていない」
・(また超長期金利について)「イールドカーブコントロールの後、ちょっとフラット化し、また少しスティープ化してきたが、現在でももう少し超長期の金利が上がってもおかしくないと思っている」


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JGBトレーディングフロア(2020年1月20日)

債券相場は下落。米国市場が休みで海外投資家が不在の中、日銀が実施した中期ゾーン対象の国債買いオペ結果がやや弱めとなったことや10年債がプラス圏に浮上したことで相対的に超長期債に売りが出やすいことも影響した。イールドカーブはベアスティープ化した。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、残存期間1年以下500憶円、1-3年4200憶円、3-5年 3400億円(金額据え置き)。応札倍率は、3.60倍、3.20倍、3.35倍。


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