月別: 12月 2019
JGBトレーディングフロア(2019年12月10日)
債券相場は上昇。足元での中短期債の地合いが悪さもあって、この日の5年債入札を警戒した売りが先行、10年債利回りも一時3月以来となるゼロ%に上昇した。午後に入り低調な落札結果を受け一段安となる場面も見られたが、売り一巡後は押し目を買う動きが入り相場全体を押し上げた。長期国債先物12月物は、一時151円86銭と中心限月ベースで1年ぶりの安値を付けたが、取引終盤に上昇した。
【メモ】
☆5年債入札(141回債リオープン,CPN0.1%)入札結果
最低落札価格100円80銭(-0.066%)、平均落札価格100円88銭(-0.083%)、応札倍率4.02倍(前回4.03倍)。(事前予想中央値100円89銭)
本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会
JGBトレーディングフロア(2019年12月9日)
債券相場は下落。10年債利回り一時-0.005%と9カ月ぶり水準まで上昇した。前週末の米国債相場が11月の米雇用統計が予想を上回ったことを受けて下落したことや、あすの5年債入札へ向けて中期債の調整売りが要因となった。長期金利が節目のゼロ%に接近したことで午後は買いが入って下げ渋った。
【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、1年以下500憶円、10-25年1000憶円、25年超300憶円、変動利付債1000憶円、(金額据え置き)。応札倍率は、2.53倍、2.96倍、3.38倍、3.56倍。
本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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ウィークリーレポート(2019年12月6日)
12月最初の週となりましたが、日経平均は+60円と小幅高 、良好な雇用統計を好感し金曜日に+336ドルの大幅高となったNYダウは週間で▲36ドルとなりました。
週前半にはトランプ大統領が「 中国との合意に期限はない、2020年11月の選挙後まで待ったほうが良いかもしれない」と発言、また、 米下院は香港に続きウイグルの人権問題を巡り中国高官を制裁対象にする法案を可決するなど、米中関係に対してネガティブなニュースから株価は下落しましたが、その後、中国側から、貿易に関して米中は密接に連絡を取っているとの報道がなされ、行って来いの相場となりました。
今週発表された投資部門別売買動向では、海外投資家がJGB先物を7週ぶりに買い越し、また裁定取引残高も売り残が前週比+72億円と微増ながらも、12週ぶりに増加に転じました。統計の対象は11月末の週ですので、月末要因かもしれませんが、海外投資家のトレンドに変化が出てきた兆しにも見えました。
とは言え、先物手口情報では、週後半、米系証券の先物買いが再び復活しており、また、金曜のNYダウ大幅高が米中貿易関連の推測記事ではなく経済指標に大きく反応したことは、相場つきが変わってきた証左ともいえそうです。
引き続き、ニュースフローには注意が必要なものの、再度、24500円まで目指す展開に期待できそうです。
本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会
JGBトレーディングフロア(2019年12月6日)
債券相場は下落。日本銀行が実施した中長期債対象の国債買いオペと、短期国債3カ月物入札の結果がいずれも弱かったことを受けて、中期ゾーンを中心に売りが優勢となった。10年債利回りはマイナス0.015%と今年4月以来の水準に上昇した。
【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、1-3年4200憶円、3-5年3400憶円、5-10年3500憶円、物価連動債300億円(金額据え置き)。応札倍率は、2.42倍、3.28倍、2.56倍、4.88倍。
【来週のスケジュール】
12/9 日銀買いオペ(10年超) / 国庫短期証券(6カ月)入札 / GDP(3Q) / 国際収支:経常収支 (10月) / 景気ウォッチャー調査(11月) / 臨時国会会期末 /【欧】独貿易収支 (10月)
12/10 5年債入札 / 工作機械受注 (11月) /【米】FOMC(11日まで) / ゲオルギエワIMF専務理事講演(ワシントン) / 【欧】ノーベル賞授与式 / 独ZEW期待指数(12月) / 英鉱工業生産(10月) /【中】中国CPI,PPI(11月)
12/11 法人企業景気予測調査 /【米】FOMC声明発表,パウエル議長会見 / CPI (11月) / 米財政収支 (11月)
12/12 雨宮日銀副総裁講演,会見(金融経済懇談会) / 流動性供給入札 / 機械受注(10月) /【米】 米PPI (11月) /【欧】ECB金融政策会合,ラガルド総裁会見 / EU首脳会議 / 英総選挙 / 独CPI (11月)
12/13 日銀買いオペ(1-5,5-10年) / 国庫短期証券(3カ月)入札 / 日銀短観 / 鉱工業生産 (10月) /【米】ニューヨーク連銀総裁講演 / 小売売上高 (11月) / 企業在庫 (10月)