債券相場は上昇。足元での中短期債の地合いが悪さもあって、この日の5年債入札を警戒した売りが先行、10年債利回りも一時3月以来となるゼロ%に上昇した。午後に入り低調な落札結果を受け一段安となる場面も見られたが、売り一巡後は押し目を買う動きが入り相場全体を押し上げた。長期国債先物12月物は、一時151円86銭と中心限月ベースで1年ぶりの安値を付けたが、取引終盤に上昇した。
【メモ】
☆5年債入札(141回債リオープン,CPN0.1%)入札結果
最低落札価格100円80銭(-0.066%)、平均落札価格100円88銭(-0.083%)、応札倍率4.02倍(前回4.03倍)。(事前予想中央値100円89銭)