JGBトレーディングフロア(2019年7月5日)

前日のドイツ国債が続伸し、10年債利回りは、一時-0.4%を下回るなど過去最低水準を更新した。国内債もこの流れを受けて買い先行で始まった。(米国債市場は休場)。
ただ今晩の雇用統計を控え、全般、買い一巡後は、取引も手控えられた印象。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、1年以下500憶円、5-10年4800憶円、物価連動債250憶円(金額据置き)。応札倍率は、4.18倍、3.30倍、5.12倍。

【来週のスケジュール】

7/8 日銀支店長会議(黒田総裁があいさつ) / 国際収支(5月) / 機械受注(5月)
【欧】ユーロ圏財務相会合(ブリュッセル) / 独鉱工業生産(5月)
7/9 5年債入札 / 毎月勤労統計(5月) / マネーストック(6月)
【米】セントルイス連銀総裁挨拶 / アトランタ連銀総裁講演 / クオールズFRB副議長講演 /【欧】EU財務相理事会(ブリュッセル)
7/10 国内企業物価指数(6月)
【米】パウエルFRB議長議会証言(下院金融委員会) /  セントルイス連銀総裁講演 / FOMC議事要旨(6月18-19日開催分) / 卸売在庫(5月) /【英】鉱工業生産(5月) /【中】CPI,PPI(6月)
7/11 流動性供給入札 / 第3次産業活動指数(5月) / 探査機はやぶさ,小惑星りゅうぐうへの着陸挑戦
【米】パウエルFRB議長、議会証言(上院銀行委員会) / 各連銀総裁,講演(ニューヨーク,アトランタ,リッチモンド,ミネアポリス) / CPI(6月)/ 財政収支(6月) / OPEC月報 /【欧】ECB議事要旨(6月5-6日分) / CPI (6月)
7/12 日銀買いオペ(残存1-5年,10年超) / 設備稼働率(5月)
【米】PPI(6月) /【欧】ユーロ圏鉱工業生産(5月) /アジアインフラ投資銀行年次総会(ルクセンブルク) /【中】貿易収支(6月)


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
光世証券株式会社 
金融商品取引業者 近畿財務局長(金商)第14号 加入協会/日本証券業協会

ウィークリーレポート(2019年7月5日)

7月第1週は、日経平均は+2.21%と上昇で始まりました。NYダウも7/4時点で+1.38%となりました。

6月末のG20/米中首脳会談での結果を好感し、7/1月曜は+454円と大幅高でスタートしましたがその後、対EUでの追加関税のニュースが流れると楽観ムード後退、また、日本市場ではETFの分配金捻出のため売りという特殊要因も重なり上値を押さえられた形となりました。

日銀の異次元緩和以降のETFの分配金捻出売り前後の値動きを調べると、ETFの決算日以降反発するケースが多く、平均値では3.27%の上昇となっています。

裁定残高でも裁定売り残高(8293億円)が買い残高(4052億円)を逆転している状況が継続しており(つまり、裁定業者の反対側で投機筋のポジションが売りに傾いている)、需給面でも積極的に下値を売りにくい状況です。

米中貿易協議が一時休戦となるやEUへの追加関税とトランプ大統領の気儘な振る舞いでマクロ環境は不安定な状況ではあるものの、アノマリーと需給の偏りから7月第2週は600円高の反発コースが期待されます。

(Bloomberg) ETF分配金で6289億円の換金売りとの試算、薄商い下で影響大https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-07-02/PTZZPA6JTSE801

その他;7/16(火)から現物株決済のT+2化。7/12(金)と連休明け7/16(火)の約定分受渡しが7/18(木)に重なるダブル決済日となるため、両日は取引が手控えられる可能性。


 本資料は、情報提供のみを目的として作成したもので、いかなる有価証券等の売買の勧誘を目的としたものではありません。また、一般的あるいは特定の投資助言 を行うものでもありません。本資料は、信頼できると判断した情報源から入手した情報・データ等をもとに作成しておりますが、これらの情報・データ等また本資料の内容の正確性、適時性、完全性等を保証するものではありません。情報が不完全な場合または要約されている場合もあります。本資料に掲載されたデー タ・統計等のうち作成者・出所が明記されていないものは、当社により作成されたものです。本資料に掲載された見解や予測は、本資料作成時のものであり予告 なしに変更されます。運用方針・資産配分等は、参考情報であり予告なしに変更されます。過去の実績は将来の成果を予測あるいは保証するものではありません。
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JGBトレーディングフロア(2019年7月4日)

前日の欧米債が引続き堅調な動きとなり、国内債も底堅い始まりとなった。この日の30年債入札は、10-25年ゾーンの日銀オペ減額の影響や、前回(6月債)の入札が不調に終わったこともあり落札結果が注目されたが、足元での堅調な流れに沿った無難な結果となった。

【メモ】
☆30年債入札(63回債、CPN0.4%)入札結果
最低落札価格101円00銭(0.362%)、平均落札価格101円15銭(0.357%)、応札倍率4.01倍(前回3.47倍)。(事前予想中央値101円05銭)


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JGBトレーディングフロア(2019年7月3日)

債券は上昇。欧米の長期金利低下の流れを継いで買い優勢の展開。この日の日銀オペでは、オファー額の変更が行われたが事前予想の範囲内での調整にとどまったことも買い安心感につながった。

【メモ】
☆本日の日銀買入オペは、1-3年3800憶円(300億円増額)、3-5年3800憶円(200億円減額)、10-25年1800憶円(200億円減額)、25年超400憶円(据置き)。応札倍率は、3.79倍、3.48倍、2.69倍、3.81倍。


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JGBトレーディングフロア(2019年7月2日)

債券は小幅下落。この日の10年債入札は無難に通過するも、応札倍率が前回を下回るなどやや勢いに欠ける部分も見られ、セカンダリーでの需要も限られた模様。また明日の日銀オペ(残存1~5年ゾーン)で、オファー額の減額が予想されていることも売りにつながったようだ。

【メモ】
☆10年債入札(355回債、CPN0.1%)入札結果
最低落札価格102円40銭(-0.137%)、平均落札価格102円42銭(-0.139%)、応札倍率3.92倍(前回3.99倍)。(事前予想中央値102円40銭)


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